超個人的、地の時代まとめ。
今日で本格的に、冥王星が水瓶座へ入座。
もう逆行せずにこのまま行く。
実はこの『風の時代』は2020年から始まっていたらしいよね。
だから11月19日まではプレ風の時代だよって人もいた。確かに。
私のプレ風の時代4年間は自分の人生の方向を大きく変えるような、そういう4年間だった。
なんというか、風の時代に『間に合わせられた』ような感じがするの。
変容の、その完成をね。
うまく言えないけど、見えない力に仕組まれたっていうか、そういうふうにプログラムしてあったというか。
そのことをここに書き残しておこうと思う。
なんて言ったって240年に一度しかないタイミングなのだから。
❄️❄️❄️
2020年。
その年は私にとっても思い出深い一年でね。
一人娘が幼稚園を卒園の年だったんだが、とある奇妙な疫病の流行?を前に、辛うじて卒園式はできたものの、会食は中止となった。
私はその年の卒対だったんで、よく覚えているってわけ。
当然、入学式も延期になった。
あの船はダイヤモンド・プリンセス号だっけ。
Stay Home ちゃんとしてましたよ。すんげーストレスが溜まったけどね。
主婦してた人たちはみんなそうだと思うよ。
仕事と現実が嫌で、世界の終わりを願ってるような人はウキウキだったろうけど。
今でも覚えてるのはね。
我が家は幹線道路から少し離れた位置にあって、けれど夜通し何となく車が通ってる音は聴こえる。騒音というよりは、生活音のレベルで。
だけど、それがStay Homeの期間中、とても静かだったんだ。
ほぼ、無音だった。
喜ぶべきことなんだろう、本来は。
だけどその時、何故か私はこの静けさの下で恐ろしいことが進行しているような、そんな気がしていたんだよな。
的中してたかどうかは語らないけど……
それが私の風の時代のスタートだったっけ。
私がその奇妙な感覚を感じていたのは、前の年である2019年からでね。
何故か『このまま眠ったように生きたくない』って、そういう思いでジリジリしてた。
その時の私といえば、量産型の幼稚園ママ。少し地味め。ネットは閲覧専門。人見知りの口下手。
学生の時はこうして文章も書いていたんだけど、いつしか書けなくなった。
趣味は読書。好きなのは占い。
でも夢中になりすぎると、夫から嫌味を言われる(つまり完全に円満とは言い難い)
だから、とりあえず娘が年長になるし、勇気を出してw 卒対になってみたのよね。
これはとても良かった。涙で前が見えなくなるくらい、卒園式は泣けた。自分のときなんか一度も泣かなかったのに。
その後も何故か急にアホみたいにキツい筋トレをし始めたり、様々な焼菓子を焼いてみたり、試行錯誤が続く。
Stay Homeで暇だったのもあるね。
シェフのレシピなんかも作った。
一番おいしかったのは、ピエール・エルメ氏のチョコサブレのレシピ!これがまた、バカみたいにバターたくさん使うんだw
2020年はそうして過ぎた。
❄️❄️❄️
翌2021年。
本は図書館で借りることが多かった私で(マトモに買っていたら書籍代で首が回らなくなるほど読んでいたので^^;)
ここで、急にある時代に興味が湧き始める。何の脈絡もなく。
つまりそこ関連の本を読めってこと?
時代小説は読まなかったんだよね。
高校生のときは村上春樹が好きだったし、若いころは山田詠美、歳をとってからは京極夏彦とか加門七海、坂東眞砂子や小野不由美だったから。
一度はスルーしたものの、何度もそれが意識の遡上に上がってくる。
根負けして借りた本は面白くてね。
と、同時に『どこかで読書録を書こうかなぁ』など思い始める。
うーん、でも私なんかの文章では。でもでも。
悩んで悩んで、エイッと書いて。
そこからいままで、ずーっと書き続けて
る。
この年は漢字検定の準一級にもトライした。
第2回を受験したんだけど、なんと合格率が驚愕の5%台の年で、あと数点足りなくてダメだったんだけど……^^;
でも、これも思えば仕組まれていたかもしれない。ある意味、ここで語彙力を上げたことで、このあと読むことになる資料や本はより理解が深まったのだから。
そうして、そこで出会ったある『昔の人』に何故か心を奪われる。なんか知りたい。なにこれ。
私は他人にあまり興味がないタイプなんだよね。恋愛も人並みにはしてきたけど、誰かに夢中になるって感覚が分からない。
アイドルとか、バンドもそう。
音は好きだけど演奏者にはあまり関心がない。
で、しばらくずーっとそこ関連の本を読み、資料を漁り、やがてハッと気がつく。
なんか私、日がな一日、この人のことばかり考えてない??
異常事態発生。
おかしい、おかしい、と思って、そういう自分に何度も抗おうとしたんだけど、無駄だった。
だって変でしょ。
でもさ、ああこれが最近流行りの『推し』ってヤツなんだなって思ってね。それで了解した。
笑えるのは、この時点でこの方の顔もちゃんと分かっていなかったこと(昔の人なんで顔の分かるものなどないだろうと勝手に思っていた)
そんな半分、沼にはまったような毎日のなかで、とうとうその顔の分からない推しの画像に出会うことになる。
あれ。見たことあるなぁ……あんた……
かなり前にアニメの時代劇を観たことがあって、実際こんな髪型のヤツいる〜?的な感じで画像検索したときがあってね。
ただその画像、あまり昔な感じがしなかったんで、昭和初期かなんかの太秦あたりの俳優かな、と思って忘れちゃったんだよ。
そいつだった。
この時点で、私の状況は実はかなり変わりつつあったんだ。
仕事を始め(当時は書店員パートだった)文章を書き、それがきっかけで家族や職場以外ともコミュニケートする場ができ。
変化に弱くてヘタレがち、人見知りなのは私の悪い傾向だったんだけど、何故かいつからか、外に出よう、前に進もう、しっかりしようって。
そう思えてた。
量産型の重い黒髪ロングヘアはばっさり切ったし、髪色は自由な店だったので、緑になったり金になったり、青になったり……
笑えるよね。
こんなに人間変わるんだって、ちょっと自分にびっくりしてたよ。
それだけで充分、この状況に戸惑いつつも楽しめてはいたんだよね。
いたんだけど……まだまだ終わらなかった。
むしろ、ここから。
その年の暮れ、急に「西洋占星術を勉強しよう」と思い立った。
子供の時分からの占い好きだし、基礎知識くらいはある。とりあえずは独学だけど、本を呼んだり、自分のネイタルチャートを解析したりして、勉強を続けたのね。
家族のチャートや友人のチャートを見たりして、またふと思いつく。
推しのチャートって……?
幸い、データがあって作れた。分からないなりに見続けて、それも楽しかったな。
実際はこんな人なんじゃないか、実はこんなところもあったんじゃないか……etc.
で、シナストリーチャート(相性円)というものに行き当たった。
とりあえず夫とのシナストリーを作り、月星座が強烈なスクエアだったことに「やっぱりな」と思いながらもガッカリし(星読さんなら分かってくれるはず)← その割にはアングルやVTはがっちり重なってるので縁は強いのが泣ける。
そーか、推しとつくるシナストリーチャートってのもアリだよね、となんか、ピンときた。
最初はよく分からなかった。
なんか複合アスペクト多いなぁ……とか、ミスティックレクタングルあるね!とか思っていたんだけど……
昔の人は出生時間までは不明なので、月に関してだけ、その日の00:00と23:59も確認した。マイナス3°〜プラス9°ってとこか。近い。
けどなんか?妙な予感が過ったので、簡略化していった結果がこれ。
これに関しては気がついたとき、あまりにも驚いたので、ここにも詳細な記事を前に書いたんだけど、この間で取り下げてしまった。
この複合アスペクト名である「グランドセクスタイル」(一辺落ちだけど)でグーグル検索すると、当時書いたものが上位にくるんで、怖くなったのもある。
でもまあ、それだけ例が少ない、特殊な状態ってことなんだろーね。
私ごときのものが、こんなとこにくるんだから。
このヘタレな私がここまで頑張れたのはきっと、この複合アスペクトのお陰もあるよね。
そりゃ、沼にもはまるよ。金星の後に冥王星がいるwし、ASCに火星乗せられてるし。火星に冥王星のセクスタイルってなんかターボみたいだし。
未だ解釈に苦しむのは相互アスペクトの多さ。
ここは相互じゃない……なんて思ってると、赤緯で裏貼りがしてあったりする。
でもさ、友だちでも合コンで知り合った人でもないんだよ。推し、ですよ。
ついでに書くと小惑星系の並びもなかなかすごかった。なんなんだこれは。
❄️❄️❄️
それからも日々は続くわけで、かなりいろんなことがあったけど、今は理不尽にはきっちりカウンターできる私になったし、職場も当時の書店は閉店、また別のことをしているけど、いろいろとても良くしてもらえている。
このグランドセクスタイルが成立すると、人生が善き方向へぐるぐると回り出すらしい。
タロットでいえば「運命の輪」かな。
トランジットならばそのときのチャンスを機にだし、シナストリーならばその人を絶対に離すな、なんだろう。
はー、何か。
じゃあ、あなたは「運命の推し」か。
2020年以前の写真に映った私と、今の私の写真を比較すると、表情が全く違う。
メイクも薄い。アクセサリーもほとんどなし。洋服はひたすらに暗い色、無難なチョイス。ただ長い黒髪。
今の私は洋服は相変わらず黒が多いけど、ボディバッグは蛍光ピンクだし、ツーブロックの刈り上げヘアだし。ピアスは5つ。
そういえば、当時は音楽もほとんど聴かなくなってた。元々かなり音楽が好きだったのに。
今はヘッドホンして爆音で聴いてる。
文章を書くのも楽しんでる。だってほら、こんなに長い文章を書いてるよ、今。
でもね、でもね。
一番、自分で気がついて嬉しかったのは、
いつの間にか、また自分がうまく笑えるようになってたこと。
そのことなんだよ。
育児は大変な時期だったし、夫婦間でいろいろなことがあったのは否めない。いや、ありすぎた。いつしかうまく笑えなくなってる自分。
当時はそんなことには気が付きもしなかった。
よくあるスピ系のワードで「ツインレイ」ってのがある。
いやいや、そこまで飛躍できないな……この私の頭は。
第一、お会いした人じゃない。
だけど多分、そーゆーものがこの世の中に本当に存在するのなら、こういう感じなんだろう。
私は人生が好転できた。
この出逢えた奇跡(J-popみたいだけど)には感謝しかない。
あなたの人生も良い方向に回してあげたかったな。ここにいない人なんで、どうしようもないけどさ。
で、ふと思ったのよね。
ああ、風の時代、本格始動に間に合ったんだなって。なんか謎にホッとしてた。変な自分。
これからの時代は、そういう相手に巡り会える人も増えるらしいよ。
いいなあ、私も会ってみたい。
❄️❄️❄️
で、これは昨日の話。
昨日から冥王星は水瓶座入りしたわけで、私はこれまでのプレ風の時代を振り返っていたんだ。
そしたら、あの時期(その時代について調べなきゃ……と何故か思っていた時期)をプログレスで見たらどーなってんだろ?とふと思いまして。
ネイタル太陽にプログレス月が合。
ああ、そういう時期だったんだね。30年に一度、2ヶ月間の特別な変容の時期。
ネイタル金星にプログレス太陽が合。
ちょっと誤差あるけど……良くも悪くも、パートナーシップに変容が起こる時期。
それから、この時期は運命の人に出会える時期でもあったのだそうだ。
あれま。
で、その本を図書館へ、直感のままに借り出しに行ったその日は、よく考えてみたらなんとびっくり、その「運命の推し」の生まれた日(新暦に直して)の翌日だったのだ。Oh, my god!
結局、この人が私の人生になぜこんなにコミットしてくるのかは不明。
だけどコミットされてるのは確か。
いや、私が潜在意識で求めていたのかなぁ^^;
確かに、子供の時分から謎に何故かこの人のことは薄っすら知っていて。
で、誰にも夢中になれないなりに何故かこれも謎に追いかけている、正体不明のイメージ?面影?のようなものがあって。
後付けじゃない?って言われるとそうなような気もするんだけど……
それが、この人にまた近いんだよねぇ……。
❄️❄️❄️
これが私の、地の時代の終わり、プレ風の時代に体験した奇妙な物語。
こんな人間なんで、地の時代は辛かった。
社会もきっと荒れ始めるし、変な輩も出てくるだろう。いやもう出てきてるかw
外国人は暴れているし、五公五民は六公四民になりかねない。いや、それ以上?
でもさ、なんかやっとひとつ枷が取れたような、そんな気がしてる。
これから答え合わせができるかもねって、そういう予感がしているよ。
長い文章、ここまで読んで頂きありがとうございました。
どうぞ善き風の時代が、皆さまと共にありますように。