SNSの使い方がわからない。~女子の生き様~
なにげなくSNSを見ていたら、ある有名人が叩かれているのが目についた。その後、その有名人が自死していた。自死の原因がSNSの誹謗中傷が直接な理由ではないのかもしれないが、なんとも憂鬱になる出来事だった。
有名人の自死は報道しなくてもよいのではないだろうか。NHKのニュースを見ていたら好きだった俳優さんの自死を突然知り、動揺してしまった。
私は精神疾患を持っていることもあってそういうニュースを突然見てしまうとしばらく落ち込んで情緒不安定になってしまう。
だから、最近はニュースを見ないようにテレビも消しているし、SNSもなるべく見ないようにしている。情報をシャットアウトしていることが多い。
世の中には知らなくていい情報があふれかえっている。自分を守るためにも、情報に制限をかけている。それでも、知ってしまうのでやるせない気持ちになる。
私もこのようにnoteで情報を発信しているのだが、私の書いた文章で傷ついている人がいないかどうか気になり始めた。そう思ってしまうと何も書けなくなってしまうのだが。
自分が若いころ、中高年の大人を見ていたら、自分も歳をとったら若者のいうことが理解できなくなるだろうなとあらかじめ予想はついていた。
しかし、このようなSNS社会になってしまい、自分の思いを世界中に発信できる世の中になってそれがいいのか、悪いのかわからなくなってきた。要するに時代の流れについていけないところがある。
マスメディアが取り上げることがない、声なき声を届けるのはSNSに向いている。黒人の方の不当な暴力を浮き彫りにした「Black Lives Matter」とか、性犯罪を許さない「#MeToo運動」など、今までかき消されていた声をあげることは重要でそれこそ世界を変えることができるかもしれない。SNSにはそんな力が秘められている。
そんな情報をどうやって拾い上げるのかが、私のSNS利用の課題になっている。情報をふるいにかけて宝だけ拾い上げたいのだが、それをするには多くの砂利も見なければならない。
情報があふれかえっている社会において毎日その選択をするのは疲れませんか?と言いたい今日この頃である。
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