泣き虫どんはれちゃん〜女子の生き様〜
私が幼稚園児だった頃、大掃除で雑巾掛け競争があった。
私は体が小さく、体力もなかったので、ビリッケツで雑巾掛けをしていた。
最後の一人なので、みんなで応援しましょう先生が言う。
すると「がんばれー」と声援が上がった。
私は、私のためにみんなが応援してくれるのが嬉しくて、感動して涙が出た。
すると、「最後までやりなさい!!」と先生の厳しい叱責の声が上がった。
私は、すぐにそれが責められていることに気づき、さらに激しく泣いた。
雑巾掛けが嫌で泣いたと思われたのだ。私は激しく泣きながら、先生を睨みつけながら雑巾掛けをしたのだった。
この経験により、私は感動しても、素直に泣かないようになった。
私は幼い頃はよく泣いていた。友達に意地悪されては泣き、兄にいじめられても泣く。すぐ泣く子どもだった。
泣いていると大人たちが、周りの子に「慰めてあげなさい」と言う。あまりに熱心に慰めてくれるので、泣きやむタイミングがわからなくなり、いつまでも泣いていた。
すると、大人に「いつまで泣いているの。いい加減に泣き止みなさい!!」と怒られる。
私は「お前が慰めろっていうから、いつ泣き止んでいいかわからなくなったのに、お前が悪い」と思って、泣きながら、大人を睨みつけていた。
その後、ほっとくとケロリと泣きやむ私を不思議そうな顔で大人が見ていた。
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部活動、競技の順番待ちの間、なんかふらふらするので床に突っ伏していた。
奥の控え室で休もうか悩んでいるうちに、順番がきたので競技に出た。
反省会で床で突っ伏しているのはみっともないからやめろとろくに練習に出てこないやつに注意された。
私は返事をせず、無視した。
後であれはって理由があるのにと言っても、誰も聞いてくれなかった。
そんな部活動だったが、一人だけ、私が真面目に練習を頑張っていると言ってくれた子がいた。
一人だけでもわかってくれたので、もうそれでいいかと思った。
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遅刻しても、お腹が痛くても学校に行っている私は、だらしないと言われていた。要領良く休んで不登校ぎみだけど、成績も下がっていない友達の方がなんか知らないけど、評価が高かった。
その友達にいつもノートを貸してやっていた。だんだんいい加減ムカついてきて、口下手な私はソイツの机にノートを叩きつけてやった。
本当に不器用な人って、自分は不器用とさえ言えない人だよね。言える人ってあざといと思う。
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