ゲーム好きなソシャゲ廃人のデブが風俗嬢に恋をした⑨

Fちゃんに会うまでの日々が楽しいものとなった。
こまめに写真を撮りにいってたまに貰えるいいねに喜んで、
彼女が好きそうなアニメグッズがあれば寄ったついでに買ったりをしていた。本当のデートみたいで楽しかった。

ある日彼女が出勤の日、当日に彼女が体調を壊してしまった。
会えないことは寂しいが彼女も独り身なので捨てクレジットカードをコンビニで購入し
1食は食べれる量のお金を入れてインスタからDMした。

彼女は申し訳なさそうな文面を送り、何かお礼がしたいと返信してきた。
そのときの僕はまださほど何も考えていなかったので特にいらないよ、と返した。

いまの僕からするとこの頃のぼくは本当に紳士でいいやつだったと思う。
そして彼女も症状が落ち着き、出勤した日の夜すぐに予約を入れ彼女に会いにいった。

この間も彼女の話たり、見たアニメの感想を貯めては彼女と語り合うのが本当に楽しかった。

これらの逢瀬が少しずつ自分を女性慣れしていくようにしてくれたと思う。
また思い返すと恥ずかしいがテクニック本や動画なども視聴してそっちの印象も良くしようと思っていた。
本当におだてられれば木にも登る勢いな自分に苦笑する。

そしてある日のプレイ後に彼女から半月ぐらい地元に帰る話を聞いた。

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