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この世で一番『かわいい』生き物
『かわいい』というのは、自分よりも少し弱さを感じさせつつ警戒心を抱かせないやさしくて甘い印象のものに対して抱く感覚かもしれません。
小動物を愛でる人はたくさんいますが、私の場合は、人間の2歳児がこの世で一番『可愛い』生き物だと思っています。よく3歳児までは母親がそばで育てる方がいい(三つ子の魂百までも)という話があり、それが『3歳児神話』と批判されることがあります。
『3歳児神話』にとらわれないことも大事ですが、この世で一番『かわいい』魅力ある生き物のそばでいられる数年は、人生の中でも最高の時間の一つです。その時の大人側の感動は子どもの人生にマイナスにはならないでしょう。(ただし、そのかわいらしさに固執すると害悪になります。)
そういう意味で、育てる側にとって最も感動溢れる3年間を特に大事にしてもいいのではないかと思います。もちろん、2歳児は泣きわめくし、すぐに死にそうになる付き合うのがとてもとても大変な生き物です。だからこそ、人間の成長過程の中で一番かわいらしく作られているのかもしれません。
それに2歳児は人が生まれてから人らしくなっていくプロセスを存分に見せてくれるので、その魅力は尽きません。