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    愚かさとドラマ

 何年もドラマを見続けると、「それはないでしょう・・」と思うことが度々あります。事件や事故の他は、登場人物のちょっとした失敗や愚かな行為、すれ違いなどによって話が進むのがドラマですよね。・・が、不自然すぎてしまうと「いくらなんでもそれはないでしょう。」と白けてしまいます。

 登場人物が皆、賢ければ事件も事故もすれ違いも誤解も起こらず、ドラマが成り立たない反面、愚かすぎて理解の域を超えてしまってもドラマになりません。その辺の加減がキモなのでしょう。

 ほどよく愚かであるドラマとは、さて、どの程度なのでしょうね。

 ドラマが展開していくきっかけになる「うっかり」をチェックするのも・・・まあ・・ドラマを見すぎた者の一つの鑑賞方法かと思うこの頃です。


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