年越しの鎌倉大仏
あまり知られていないけれど、鎌倉大仏は年越し時間帯に参拝できる。そうするとこのところ必ず見かけるのが、右下に写っているようなミャンマー人の参拝者たち。礎石やそこここにに座って長い間瞑想したり経を朗詠したりしている。祖国が大変なことになっていることもあってか、ミャンマー人には大仏が人気だとか。阿弥陀仏だけれど大乗仏教か南伝仏教かなんてことはどちらも言わないのがすばらしい。
また境内には戦後、仏教的視点から日本を擁護する演説を国連会議で語ったスリランカ外交官ジャヤワルダナ氏の碑がある。彼らの発言がなければその後の日本はどうなっていたかわからない。こうした仏教徒同士の絆をを忘れてはいけないと思う。