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遮光器土偶 完成

結論やっと土偶完成した。作るのはかなり苦労した。ほんとに難しい作り今まで作ってきた陶芸の技法の集大成のような作業だった。ワインカップ、壺、花器、香炉、全てはこの為かと疑ったくらい。

何にも作り方わからずに作り始めて、何回も作り直したけどとりあえず一体完成した。
まさか今回焼きまで行けるとは思わなかったけど。クラフトフェアの日程ギリギリでやくとは!
最初は乾燥すらままならずとりあえず素焼きまで行ければ良いと思ったけど本焼きまでできて。良かった
足を取り付けるのに乾燥具合が1番ネックで、先に足つけてから頭にすれば良かったと後悔。

足をつける前
足をつけたら寝かせなければならない

ある程度の乾燥しないと形が変わってしまうし、乾燥しすぎるとくっつかないとか動かせないし。タイミングが非常に難しい

窯詰

乾燥も7割くらいで前日150度くらいまで一時焼きをして、2日目本焼きをした

焼成後

下の段にも

下段には青磁

ついに完成 焼成はMax1295℃!12時間 900℃から還元 1260℃0.5hキープ

土偶が立った!

作ってみてこれはやはり神のような気がする、、祈りの対象というか。お乳や股間に穴が空いてるのを見ると女性像かど思うけど肩や背中の張り、首や腕足の太さを見ると男性かもしれんと、頭は上は髪飾りでお面をつけてるのではないかと、全身蛇のようなうねった刺青のような模様と縄文痕もありこれは祭事の正装かとも思う。非常に均整の取れた素晴らしい像 顔も目の筋の角度一つで全く違う表情になり非常に難しかった。
また挑戦したいとおもう。違う像でも良い 実際作ってる時すごく楽しかった。

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