人前で演奏、指の震えが止まらなかった。
ピアノの発表会本番だった。
昨年の発表会では演奏前から緊張がひどくて、指に血が流れていなかった。
今年はピアノの前に座った途端、指の震えが止まらなかった。
動画を撮っていたので改めてみたら、すごい震えだった(笑)
いや、笑い事じゃない。本番に弱いのにも程がある。
ブルクミュラー「別れ」
震えが止まらず、音を外した瞬間からひどい演奏となった。
一瞬持ち直したんだけれど、緊張も止まらず、最後まで自分でも「こりゃひどいな。」という演奏だったので、記憶から消すことにした。
演奏動画も消した、うん、なかった。弾かなかった!
続いても震えながら
「ハバネラ」は難易度を低くした楽譜だったので、どうにか。
「アラベスク」も、どうにか。
最後の「ジャーン!」とかっこいい所は指が震えて鍵盤を押せず、「じゃん・じゃーん」と切なく終わってしまったのはご愛敬か。
連弾「残酷な天使のテーゼ」は震えながらもやるしかない。
姉が隣にいて、私はセカンドで、音を聴きながら弾いたら
少しだけましだった。どうにかこうにか終えられた。
聴き直したら、セカンドなのにでしゃばった音を出しまくっていた…。
終わってからしばらくしても指の震えが止まらず。
ねばねばした手汗もひどくて、携帯の保護ガラスがズレるくらいだった。フリップしても反応しないくらいだったので、本当にひどかったのだと思う。
きっとまた来年も指は震えるのだろう、そもそも人前に立つ時点で、人々がこちらを見ていると思った時点で、もうダメなのだから。
みんな参加者でお仲間だというのに、どうしたって緊張する。
そんな弱い自分を自覚しつつも、また来年に向けて練習しようと思う。