王道政治と覇道政治
きっと最近の人は王道政治と覇道政治の違いもご存じないのでしょうね。
王道政治とは、親が我が子をいつくしむように、君主が民を慈しむ政治です。
覇道政治とは、権力と権威のある者が、弱い立場の者を力でねじふせる政治です。
私は王道政治の実現を目指しています。
そして、高い倫理規範は為政者や地位の高い者に求められるべきものです。その逆であってはなりません。
しかし、江戸時代に江戸幕府が儒学の一派である朱子学を国教にしました。民が幕府に逆らわないようにするための学問。民が幕府に逆らわないようにするために民をしつけるための学問。
学校の先生などの目上の人間には逆らうな。
女は男に逆らうな。
という感じの学問と、全く正反対の学問に成り下がってしまいました。
儒学者でも陽明学という別の学派を学んだ大塩平八郎は腐敗した幕府に逆らって大阪で大塩平八郎の乱を起こしました。昔、中学校の歴史の授業で習いませんでしたか。
昔、倫理法人会の朝の集まりに誘われて顔を出したことがありますが、権威主義的でかなり怪しいですね。
なんか、物理的に私の周りにいる人たちって、メチャクチャお上にしつけられちゃってますよねえ~。
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