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2024年12月22日 

福岡空港へ行ってきました

朝7時に家を出発し、約20分後に福岡空港に到着しました。この日は冬らしい寒さで、冷たい風が吹きつけていました。厚着をしていても、空港に着く頃には手が少し冷たくなってしまうほどでした。

空模様はどんよりと曇り気味で、空一面を雲が覆っていました。ただ、その雲の裂け目からわずかに青空がのぞいていて、どこか幻想的な景色を生み出していました。こういう空もまた、飛行機を撮るには独特の雰囲気があっていいなと思いました。

雲の裂け目から太陽の光が差し込み、その光が滑走路や飛行機を柔らかく照らし出していました。暗い空と鮮やかな光のコントラストが美しく、まるで自然が演出したステージのように感じられました。その光が地面に描くグラデーションは、写真だけでは伝えきれないほど幻想的で、目の前に広がる光景にしばし見惚れてしまいました。

撮影をしながら周囲を散策していると、偶然フェンスの隙間のような場所を見つけました。試しにその隙間から撮影してみると、普段とは少し違った景色が広がっていました。フェンス越しの視点が加わることで、飛行機や滑走路がよりドラマチックに感じられ、なんだか特別な一枚が撮れた気がします。

今回の撮影でのお気に入りの一枚です。

飛行機が滑走路に入ろうと旋回した瞬間、ちょうど真正面に機首が向き、前輪のライトが輝く姿を捉えることができました。ライトの光が曇り空の中で一際映えていて、まるで飛行機が自らスポットライトを浴びているような、迫力のあるシーンでした。

その瞬間を見逃さず撮影できたことがとても嬉しく、少しだけ成長を感じた一枚です。飛行機の美しさと力強さを写真に込められたかなと思います。

そして、その後に続いた着陸のシーンはまさに格別でした。ゆっくりと地面に降り立つ瞬間、滑走路に接地するタイヤの動きや、飛行機全体が持つ重厚感が目の前に迫ってきて、息を飲むほどの迫力でした。

撮影に夢中になっていると、ふと視界にシンガポール航空の飛行機が飛び込んできました。その瞬間、思わずカメラを向けました。

大型機ならではの優美なフォルムが、太陽の光を受けて美しく反射し、迫力と存在感が際立っていました。特にエンジンや機体の曲線に光が流れるように映る様子は圧巻で、思わず息を止めてシャッターを切ったほどです。

シンガポール航空の飛行機はそのデザインや雰囲気がとても上品で、写真に収めるとその魅力がさらに際立つ気がします。

その後の滑走路に降り立つ瞬間はまさに圧巻。ゆっくりと地面に接地する様子からは重厚感と優雅さが感じられ、一瞬も目が離せませんでした。

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