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[エッセイ]性自認に囚われず自分らしく!物語から学ぶ自由な生き方

『不思議の国の千一夜 〜ヘンデク★アトラタン物語〜(1980年代)』と『リボンの騎士(1960年代)』は、性別とアイデンティティのテーマを異なる視点から掘り下げつつ、共通する要素もあります。
どちらの作品も「社会の性別に対する期待」と「個人の自己認識」の間のズレを探求していますが、アプローチはそれぞれ異なります。

両作品に共通する点は次の通りです。
・女性として生まれる。
・王位継承者として男性である必要がある。
・女性であることを隠して男性として育てられる。
・女性であることが知られることを狙われる。

それぞれの作品の違いについては、次のようにまとめられます。

『不思議の国の千一夜』のセブランは、女性として生まれながら男性として育てられたことに対して深刻な悩みを抱えていません。竜の呪いで実際に男性になりますが、この変化を特に問題視せず、むしろそれを「好都合」と受け入れています。この作品では、性別の枠を超えた受け入れがコメディタッチで描かれており、セブランの冒険は軽快な雰囲気で展開します。

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