資格挑戦記 〜中小企業診断士〜 その1

2022年8月6日・7日に行われた中小企業診断士1次試験について、7科目分の振り返りです。(1次試験は490点/700点)第1回は「経済学」についてです。

【体験記】


会場は水道橋駅近くの日本大学。午前9時前、ホテルから会場へ歩いて向かうと、すでに多くの人が会場の外で待機していた。8時50分までは教室に入れず、1階ロビーも待機の人で溢れていた。
この時点で

「男性比率の高さ」

に気づく。ネットに書いてあった男子トイレが混む、というのは嘘でないのかもと思ったが、朝だけは意外なほど空いているので安心してほしい。(1コマ目終了後から長蛇の列です)

試験開始30分前、試験官が来て説明が始まる。
ここで驚いたことが2つ。
①約60名の座席表に対し空席が10席ほどあった。コロナ感染と推測していたが、時間ギリギリに飛び込んでくる受験生もいた。毎年のことなのか試験官も気にしていない。これを読んだからといって真似はしないように。

②試験の注意事項をマニュアルに沿って読み始めたので、律儀にテキストをしまったが、周りはまだ読み続けている。どうやらテスト配布まで読み続けても注意されないらしい。2コマ目から早速実行した。

初受験で1コマ目の緊張は想定済みとはいえ心が落ち着かなかったため、

開始後の5分は全く文字が読めない状態に。

50分程度かかる想定なので、心を落ち着けている時間はないのですが、何度も深呼吸してやっとまともに解き始めました。

今年のテストは全問5択になったとはいえ、難易度は普通ぐらいだと思ってました。過去問ベースの問題が中心だったので、60点は超えているという感覚で試験は無事終了。

(結果は76点。想定通りと思っていたら、ネットの評価では結構難しいテストだったとか。感覚はあてにならないですね。)


【勉強法について】

この科目は、過去問ベースで問題ないと思います。
直近5年の過去問を3周して過去問マスターをやれば良いと思います。過去問を何度も解けば、似たような問題として対処できます。

わからないところはネットで検索すると、大学のレジュメなど、何かしら解答を得られるものにたどり着けるので、困ったら検索してました。

初学者で理論が怪しい人は、経済学の本を読んでもいいかもしれません。
私が読んだのは「ハバード経済学 入門編」です。この本、ものすごく分厚いのであまりおすすめできませんが、ミクロ経済の考え方を知るのにはよかったです。マクロはほどほどです。

逆に、絶対にやってはいけないのは、1~3問目の資料問題の勉強です。
同じものは出ないですし、出題の法則も特にありません。1問当たればラッキーと思って統計資料(失業率、実質賃金など)をチェックしたのですが、全部はずれました。完全に時間の無駄です。
ここは運なので、時間がある人でもやってはいけません。他の問題でとりましょう。



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