中小企業診断士1次試験「消去法の先の解き方」
今回は、診断士1次試験でやっていた「消去法の先の解き方」について書いてみます。
診断士1次試験はすべてマークシートの試験です。
4択ないし5択の選択肢から選ぶ問題で構成されています。
マークシートといえば「消去法」がメジャーなテクニックです。
正しくないものを消していって残ったものを解答とする方法ですが、1次試験の過去問を解いていると、どちらもも消すことができない問題に多数遭遇しました。
原因は知識不足なのですが、全部網羅するのは不可能なのでなんとかしないといけません。
そんな時に「消去法の先」に辿り着きました。
やることは簡単。
消去して残った選択肢のうち、間違っている部分がなさそうなものを選ぶ、これだけです。
R3年度の企業経営理論の第24問で見てみましょう。
労働基準法の条文をしっかり覚えていないといけない問題です。
社会的にアウトな感じがするので、イとウは消えそうです。
アとエで悩みますが、エが間違いだとしたらどうでしょう?
どの部分が間違っているかわからないですよね。
アの3年がわからなくても、正しいものを残す、というテクニックで正解が取れます。
近年は正誤の選択問題が増えていますが、まだまだ使えるテクニックだと思います。
ぜひ過去問を解く時に試してみてください。
長文におつきあいいただきありがとうございました。
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