診断士と並行した資格② 簿記2級
①きっかけ
簿記3級は学生のときに取得していましたが、簿記はそれっきりでした。
2次試験の勉強をしているときに過去問をチェックしてみると、「財務会計」で勉強したことと重なっており、なんだかいけそうな気がしました。
受験は2次試験終了後、12月にしました。
②勉強方法
時間数は数えていないのでなんとも言えませんが、テキストを1冊購入して毎日解きました。
使ったのは
「よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記2級」
https://www.amazon.co.jp/よくわかる簿記シリーズ-合格するための本試験問題集-2022年SS対策-新試験完全対応-ネット試験・統一試験/
12回分の過去問を解き、手順通り処理ができるようにしました。
わからないところはYoutubeで検索して動画を見るようにしました。
正直、2級に深い理解はいりません。機会的に手が動かせればなんとかなります。
「税効果会計」や「原価計算」に関して、この時点であまりわかっていないけど解答は作れるという、実用的でない知識になっていたと思います。
文章を読んで仕訳ができるようになることが勉強の目標となります。
よって、2級で大事なのは演習の量です。
数多くの問題を解き、電卓を使い手を動かすことに慣れれば、誰でも取れると思います。
③当日
ネット試験で受験。
商工会議所に行かなくても良く、日程も選べるのは非常に良かったです。
その場で点数が書かれた書面を渡され終了。
無事合格できましたが、問題、解答はもらえないため、何を間違ったかはわかりません。もやもやしたため、家に帰ってから怪しかったところを確認しました。
(まとめ)
思ったよりは労力をかけずにとれた、というのが感想ですが、得意と苦手がはっきりしていたので、問題によっては不合格も十分あったと思います。
前述の通り、深い理解がなくても合格できます。
ガンガン問題を解いて、体に染み込ませましょう。
(おまけ 診断士の勉強とのリンク)
診断士試験を受験した人は1ヶ月程度あれば合格できると思います。
ただ、受験する順番が逆だったら1次はもっと楽だったと思うので、良し悪しあるのかなという印象です。
会計が専門でなくても、診断士2次の勉強まで行った人のほとんどは、
①仕訳がある程度でき(おそらく範囲の50%ぐらい)
②財務諸表についてある程度知識をもっていて
③CVP分析がほぼ完璧にできる、状態だと思います。
そのため、勉強の中心になるのは以下の3つ。
①残り50%の仕訳の理解
②大問2で登場する個別会計(特に連結会計)の理解
③工業簿記を仕上げる
これで70点を超えます。
最初は工業簿記ができない状態だと思いますが、2級のパターンはそんなに多くないので、1つずつクリアしていけば不安要素にはならないはずです。
長文におつきあいいただきありがとうございました。
Twitter→@shikaku_kei