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【悲報】維新の会、大阪府羽曳野市の100億円新庁舎に隈研吾を採用し、行革政党として完全に終了


 維新の会は好きですか?

 自分は大嫌いです。

 なんでって、さんざん維新は減税政党だと主張して票を集めといて、万博で税金を浪費しまくるは、前原さんを共同代表にすえて教育無償化みたいなばら撒きをしたりの、「減税詐欺政党」だからです。

 維新といえば「行政改革!税金の使い方に厳しい」のが売りだったハズが、単なるバラ撒き政党でしかなかったガッカリというのは、自分以外にも多くの人が感じているようで、直近の政党支持率では2.5%まで急激に支持を落としています。

 そんな維新ですが、決定的にオシマイだなと思わせてくれることがありました。

 それは、

「大阪府羽曳野市の100億円新庁舎の設計に隈研吾を採用」

です。



 この曳野市では、大阪維新の会顧問の山入端 創さんが市長を務めています。

・大阪府議会議員(平成23年から3期 9年)
・令和2年7月第18代羽曳野市長に就任
・令和6年7月第19代羽曳野市長に就任

という生粋の維新の会の政治家さんですね。

 身を切る改革を謳って行政の財政に厳しく切り込む政党だったハズが、よりによって隈研吾さんという税金の無駄遣いと批判されることも多い人を採用するのですから、「行政改革の維新」は完全に死んでしまったなと思ってしまいます。

 この羽曳野市の新庁舎は、

2024年度に基本設計、25年度から実施設計と工事を進め、28年度の供用開始を予定している。概算事業費は、100億円を見込む。

https://www.constnews.com/?p=133909

という計画がされていますが、気になるのは「果たして100億円で完成することができるか?」ということですね。
 なんせ、万博では建設費を当初の予定額からの増額を繰り返した維新の会ですから、気がついたら何倍も建設費が膨れ上がってしまったなんてことがないように、目を光らせないといけません。

 まあ、仮に100億円で建設したとしても、隈研吾設計につきまとう「数年で使用された木材がカビだらけになり、数億円の修繕費用がかかる」という、建物の耐久性がきちんとしているのかという問題もあります。
 そもそも、耐久性を考えていたら隈研吾さんに依頼はしないと思うので、充分な耐久性が用意されている可能性は低いような気がしますが・・・。
 

 そんな問題だらけの大阪府羽曳野市ですが、小田原市減税会さんが財政状況を調べてくれました。


 人口が減っているのに対して、歳入・歳出が連動していないのですが、国・都道府県支出金が増えているためですね。
 何に使っているかまでは分かりませんが、自分のところの金でやりくりしているんじゃないんだなあ、という印象です。

 もし、これから新庁舎の建設が始まって国・都道府県支出金がさらに増えるのか気になります。
 もともとは「行政改革をして予算を作るのが維新の会だ」と主張していたのですから、自分のところの予算でやりくりしてほしいですが、万博で国に予算を要求しまくっていたことを考えると、国・都道府県支出金が増えて建設費に充てられそうな予感がします。
 はたしてどうなることか・・・。

 
 大阪府羽曳野市は新庁舎はこれからの建設で、まだまだ情報的に不透明な所も多いため、今回抱いた懸念点がどうなっていくのか、目を光らせないといけないと思いました。
 情報が集まったら続報記事を書きますので、そのときはまた目を通していただけたら幸いです。



追記

 記事をアップした後に、気になる情報を教えてもらったので載せておきます。

 羽曳野市は他の自治体より財政力指数が低いのに、隈研吾に設計を依頼する余裕はあるんだ。ふーん😑

 右の公債費負担比率は、借金(公債)を返すのに、自由に使える財布(一般財源)からどれだけお金を使っているかの割合です。
 ようするに、負担率の高い羽曳野市は、借金返済に一般財源をつかっているだけ、周辺自治体より自由に使えるお金が少ないハズなんです。
 となると、新庁舎の建設費は自前で用意するのではなく、国から援助してもらうつもりとしか思えない財政状況ですね。
 はたして真相は・・・ 

公債費負担比率とは、公債費の中で特定の財源をもたない経費の一般財源総額に占める割合で、比率が高いほど自由度の高い一般財源を多く充てていることになり、財政構造の硬直性が高まっていることになります。


 あと、もうひとつ。

 ああ、普段から国から交付金もらってるのね。しかも占める割合も高めだし。

 元から行革なんてやってない自治体だったんでしょうね、残念ながら・・・

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