皆で分け合うから、皆々笑顔となりますぞ。|神人著・大日月地神示【後巻】四十八 pp.246-247 野草社出版
神人著・大日月地神示【後巻】四十八・pp..246-247 *一部抜粋
人の世は意識(いしき)の顕(あらわ)れの世でありますから、何思うかが大事な人民の仕事でありますのじゃ。心映(うつ)るは世の青写真でもあるから、何映したいか大切でありますのぞ。何が真(まこと)、喜びかのう。皆々(みなみな)喜びなること、あっぱれじゃなぁ。我良(われよ)し、喜び小さいなぁ。我(われ)喜びても、周り苦しんでおりたら、真(まこと)喜びならんなぁ。皆々腹空(はらす)かしておるのに、一人だけ腹満(はらみ)たして、真(まこと)の喜びにはならんのでありますのじゃ。皆(みな)で分け合うから、皆々笑顔(えがお)となりますぞ。
何ゆえ分け合うこと出来んかのう。そなた、我良しゆえぞ。他慈(たいつく)しむ心が足らんのぞ。他(た)の心思う優(やさ)しさ足らんのじゃ。ゆえに他(た)に嫌(きら)われ淋(さび)しくなりますのじゃ。獣(けもの)とて、子や仲間思うて分け合い、共に生きられるものおりますのじゃぞ。まして人たるもの、獣(けもの)以下ではならんのう。人は人のことだけならず、獣(けもの)や草木、虫らのことまで考えて生きる真(まこと)の神代(かみよ)にせねばならんのであるなれど、魔物(まもの)の僕(しもべ)に成り下がり、飼(か)い慣(な)らされていては情(なさ)けないのぞ。