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Photo by
konohana_kaoru
大人をバカにするな!
以前、こんな記事を書いた。
反抗的だった次男はアレからも変貌ぶりがつづき、バチバチぶつかることがほとんどなくなった。
学校でも褒められることが多くなり、先生からも驚きの報告がたくさんあった。
しかし、である。
次男が、感情をコントロールできず、やらかしたという一報が担任からきたのだ。
その内容を聞いて、なんてこったと頭をかかえる。
夜、次男にどういうことか話を聞いてみた。
聞いててわたしが思ったのは、大人をバカにするな!だった。
次男のいい分はわかるが、やってはいけないことや危険なことは、どんな理由があってもダメだと教えなければならない。
次男はちゃんと理解してくれたものの、なぜこんなに大人をバカにするんだ!と腹が立った。
次男との話し合いは終わり、次男が寝たあと、夫と先生の話になった。
夫にはひとりだけ尊敬できる先生がいる。その先生の話は、過去に何度も聞いていた。
わたしにはそんな尊敬できる先生なんて記憶になく、むしろ、たいした先生なんてひとりもいなかったよといった瞬間、ハッとしたのだ。
あれ、いまの発言、先生をバカにしてるよね?と。ななな、なんと!次男ではなく、わたしが大人をバカにしていたんだ!と気づいてしまった。
思い返せば、わたしはずっと父をバカにしていた。だから大人の、とくに男の人を、父とかさねるかのようにバカにしていたのだ。
はぁぁぁぁ。もう大きなため息しかでない。
結局ね、やっぱりどこまでいっても、わたしの思考なんだ。次男をとおしてまた見せられてしまった。
ごめんね、次男。
最近よく向き合うようになった父との関係を、まだまだ出てくるネガティブな現実から今日もまた向き合っていくしかない。