※アフィリエイト風に書いただけの文章です 試験的な試みです こんにちは!褐色男子妄執出版、編集のMです! 夜はすっかり秋めいて涼しくなりましたね。 長い夜は趣味の活動も捗ります! 好きなグッズを並べたり 珠玉の秋アニメラインナップに胸を躍らせたり SNSもいつもより盛り上がっている気がします! しかしそんなSNSの盛り上がりに着いていけず疎外感を感じることはありませんか? 筆者のMは最近そんな機会が増えました。 「もしかしたら私はオタクではないのかもしれない」 そん
かつて世間を席巻した「歴女」と呼ばれる女子の歴史ブーム そういった表層的なものにカテゴライズされるのは 甚だ不本意であるが私も世間から言うとそのカテゴリの女である 私の「推し」武将は石田三成だ。 きっかけはこの世代ならではの「戦国無双」。 一騎当千の英傑・女傑をコントロールして戦う爽快歴史バトルゲームである。 慇懃無礼な物言いに反しうちに秘めたる熱い闘志と、クールな顔が幼い私の心を射抜いたわけだ。 それからこちょこちょと自分なりに史実を勉強し独自解釈を深めていった。 (思い
音楽に関してからっきし、 をかしもあはれも、てんで解さぬ私であるが そんな不勉強さも本当の美しさを前にすれば些末なことであると身をもって理解した一夜だった。 さる5月20日(金)19時より住友生命いずみホールで開催された ミュージック・サプリVol.15 The Rev Saxophone Quartet 公演へ足を運ぶ。 ホール館内は赤い絨毯にクラシカルな内装、 メインのホールの内装ももちろん美しくフランス製の立派なオルガンを正面に 豪奢なシャンデリアが足を踏み入れた瞬
何事も「好き」が詰まったものはいい。 作り手の「好き」や「こだわり」が自ずと伝わってくるものである。 私が愛読する住友生命いずみホールさんの「Jupiter」もその一つだ。 全12ページに「好き」と「こだわり」がひしめき合っている音楽情報誌である。 開いてP2〜P5は主催公演を軸に毎回、「クラシック音楽」に関してクラシック界の巨匠から新進気鋭の若手まで幅広くインタビューや取材を行いアプローチを試みる特集面。 このページを読むとついつい取り上げられている曲や作曲家たちを聴い
なんとも味あるなぁ、行ってきました! 上方浮世絵館!大阪難波、古き良き趣のこる法善寺の近くにクリーム色の建物が実は佇む大阪隠れた名スポット。(私調べ) 江戸時代の大阪は芝居小屋に人形浄瑠璃と大いに賑わった文化的にも3大都市の一つとして数えてしかべき場所である。 中座に角座、人気の歌舞伎役者がひしめき合って競うように人形浄瑠璃の座もあったらしい。 館内、展示室までの通路には当時の地図と様子を知れる浮世絵が飾られている。 ちなみに大阪ほんま本大賞、高校生直木賞を受賞し、近頃続
京都国立近代美術館、通称Momakへ行ってきた! 「サロン!雅と俗 -京の大家と知られざる大坂画壇-」! 今回のお目当ては若冲の描いた「売茶翁」。 京坂の文化人たちに大きな影響を与えたこの人物、 茣蓙と茶道具を担いで「ただより安くは出来しまへん」と お茶を振る舞いながら禅について説いて回った風流なおじじ。 彼の周りには京坂の文化人たちがこぞって集まったというおじじ。 以前読んだ若冲についての本でたびたび名前が出てきて依頼、ずっと残っていた人物だ。 電車に揺られてガタンゴト
前回記事の続きです。 ■第3章 名所で笑う キタキタキタキタ!耳鳥斎! ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!可愛い! 日本史上、こんなに可愛い仮名手忠臣蔵に地獄絵図を書いた人物はいるのだろうか。 現代までの絵師を洗っても10指には収まるであろうそのユーモラスなタッチと表現。 地獄絵図は特に必見、少し残酷さはあるものの、洒落加減が絶妙でクスリとせずにはいられない。 江戸の笑い、大坂の笑い、やはり同じようでも違いを感じるのは気のせいではないだろう。 違う場所で見た、大根と一緒に
さるGW前半、大阪歴史博物館で開催されている浮世絵企画展、 「絶景!滑稽!なにわ百景!」へ 足を伸ばしてきた。 天気は恵まれ晴天。 青々とした空の下、歴史博物館の前に設置された高床式倉庫が神々しく我々を迎える。 当時からこの規模の建物を建設できた技術に感服。 古墳時代の床下を吹き抜ける都会の風にそよがれながら会場を待つ。 いざ、いざ、浮世絵企画展へ! 江戸時代の大阪をに浮世絵師たちの目を通して覗き見る展覧会。 タイトルの通り「絶景」は浪花百景で、「滑稽」は滑稽浪花名所で追
「鬼」を主題に古今東西の鬼物語を広く集めた怪談鬼譚、怪談好きはもちろんのこと日本の伝承や風俗に関心のある人も一読の価値ありの一冊。 シリーズ一作目よりも読み応えと読了後の作品への解像度が格段に上がる仕上がりになっているのはひとえに編者の構成の妙だろう。 「鬼」という日本古来から人間の側にあり不思議と親しみを感じさせる存在について 体系的にまとめ読み比べさせる仕立て。 同じ題材でも作者と時代が変わればそのテイストはゴロンと変わる。 切り口もスタンダードなものから、意表をつく