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それでも尚、


よく見ていたVtuberの人が無期限休止を発表した今日この頃、皆さんはどうお過ごしですか?

いやー、寂しいもんですね。
こう言うことは。

こんな時は、牡蠣です。
そう、僕はこの頃の記事を見る通り本当に牡蠣が好きすぎるんです。


老後には二千万円が必要だし、今は牡蠣が必要だ。




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先日、牡蠣を買いに朝市に出かけた。

大晦日である僕の誕生日に牡蠣にあたり、人生史上最悪の年越しを迎えてからまだ余韻冷めやらぬ状態で僕は牡蠣を買いに朝市に出かけたのだ。


これが年越しを綴った記憶である。


この様な惨事を繰り広げながら未だ身体が牡蠣を求めるあたり本当に身体が牡蠣だと思う。
身体が牡蠣だと思う。

たぶん、まだ人類が発見していないヤバいナニかが入っていたりするんだろう。
そうで無いと説明が付かない。

しかしまぁ、この人生100年時代と呼ばれる現代においてその様な成分も無ければやっていけないのは事実だ。

みんなも牡蠣を摂取して牡蠣無しでは生きれない身体にされるのが良いと思う。

未来への絶望感も、世代間の対立も、そこはかとなく湧き出る寂しさも、それらは全て牡蠣が解決してくれる。

牡蠣こそが人類を救い、牡蠣こそが至高の存在たらしめるのだ。と皆さんも早く気づくべきですよ。

牡蠣を崇めよ。

そう、

そう唱えてみて下さい。

貴方の心の中の闇は今祓われました。

共に歩みましょう。この瞬間を、



朝市にて熱烈な牡蠣への客引きを交わしつつ、僕は隅の方に乱雑に置かれ誰も見向きもしていない雑魚コーナーへ向かう。

瀬戸内の魚食文化はなかなか面白いもので一般的には一切見られない様な魚達が多種多様に売られている。


僕はこの瀬戸内の魚食文化がとても好きでならない。
特に岡山県の魚食文化は群を抜いて奇抜で好きだ。
岡山県には児島湖と言う日本一汚い湖があるのだがそこで獲れた鮒をそのままミンチにして売る「鮒ミンチ」と言うものが冬限定で登場する。

あまりにもロックンロール過ぎる。

食文化界の甲本ヒロト

崇拝の対象である。


そこで僕はひときわ目を引くカゴを見つけた。



コレである。



ブラウンクラブ



ブラウンクラブが売られていた。

名前にある通りヨーロッパ原産のとても殻の硬いカニなのだが何故か瀬戸内の朝市で売られていた。

イギリス産

まだ生きていた。

イギリスで水揚げされ瀬戸内の朝市に並ぶのこのカニたちはどんな気持ちなんだろう。

コレが瀬戸内の魚食文化である。


ロックンロール


牡蠣を崇めよ。


人生は儚くそして美しさを孕んでいる。



Life is Beautiful





終わり。









あの人の書く歌詞は美しかった。

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