舟を編む
NHK BSで始まった舟を編むの第1話を録画でみた
主人公の編集者、岸辺みどり(池田エライザ)が突然、辞書編集部に異動させられて…、というお話。
主人公は異動のとまどいのなか、思ってもいないのに相手を傷つけてしまうことが続くのだけれど、辞書を開くことで「朝日の写真なんて…」とか、「辞書なんて…」とか、意識することなく使っていた「なんて…」という自分のことばの「クセ」が相手が大切にしているものを貶め、傷つけていたことに気づき、取返しのつかない自分の不用意さに慟哭する。
なんて
[副助]《副助詞「など」に格助詞「と」の付いた「などと」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の終止形に付く。
1 ある事物を例示して、それを軽んじたり、婉曲(えんきょく)に言ったりする意を表す。なんか。…などということは。「手伝い—できるか」「本気にする—ばかね」
(以下 略)― デジタル大辞泉より
「舟を編む」は前から気になっていたのだけれど、
そうか、こういう「ことば」の深さを味わう面白さなのか。
すごくいい。
明日、25日に2話目だね
大好きな柴田恭兵も出てるし、楽しみ、楽しみ。