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宇宙はどうして暗いのか?
宇宙がなぜ暗いのか、今考えられている説を紹介します。
■導入
銀河が宇宙の中に一様に分布しているとします。これらの銀河の見かけの明るさは、地球からの距離が2倍になれば4分の1に暗く見えます。
一方で, ある視野の中に入る銀河の総数は、距離が2倍になれば4倍にふえます。
距離が離れれば、暗く見えますが、見える銀河の総数は増えます。
そのため、無限の彼方まで銀河が存在すると仮定すれば、宇宙のどの方向を見ても銀河の光で埋めつくされるはずです。
しかし、現実の宇宙空間は 真っ暗に見えますよね。 これはなぜでしょう?
この問題は「オルバースのパラドックス」 とよばれています。
これは、昔からある問題で、昔から考えられてきました。
■暗い理由
現在では、二つの要因で, 宇宙は暗く見えると解釈されています。
「宇宙膨張によ って遠くの天体からの光が赤方偏移で暗くなる」
「私たちが観測できる宇宙の範囲が有限であるため、 ある視野には有限の天体しか見えない」
■赤方偏移
赤方偏移は、天体が地球から遠ざかるとき、光でいうと赤い方向にずれて見えることです。天体が地球から遠ざかると、ドップラー効果と同じ原理で、波長が伸びます。
宇宙が暗い理由 まとめ
「宇宙膨張によ って遠くの天体からの光が暗くなる」
「私たちの視野には有限の天体しか見えない」
筆者の意見
近年、宇宙開発が加速させていますが、まだまだ宇宙について未知のことは多々あります。そのため、ロケットの技術だけでなく、宇宙論についてもこれから発展させていくことが重要であると考えています。