MAXI、宇宙で輝く!9年連続の快挙と未来への挑戦
国際宇宙ステーション(ISS)に設置されている全天X線監視装置「MAXI」が、2024年のISS Research and Development Conference(ISSRDC)で「Compelling Results賞」を受賞しました!
この賞は、ISSで行われた優れた研究やイノベーションに贈られるものです。なんと、JAXAが関わるプロジェクトは2016年から9年連続で受賞していて、日本の宇宙研究が世界で高く評価されていることが分かります!
MAXIチームを代表して理化学研究所の三原建弘専任研究員が授賞式に参加しました。
受賞理由は、X線天文学においてMAXIが大きな成果を上げ続けていることです!
2009年にISSに設置されてから、MAXIは35個ものX線新星を発見し、そのうち14個がブラックホール連星に関係するものだったんです!
さらに、宇宙の900個以上のX線天体をカタログ化し、これからの宇宙研究に大きな貢献をしています。
三原さんは「MAXIがこれまで成し遂げてきたことは素晴らしいけれど、これはあくまで進化の途中!これからも2030年まで頑張るぞ!」とコメント。
MAXIは、これまでの観測成果に加えて、重力波の検出や、NASAの高精度X線望遠鏡「NICER」と連携して新しい観測システム「OHMAN」を運用開始!
これにより、X線新星やガンマ線バーストといった天体現象のリアルタイム観測が可能になり、さらにすごい発見が期待されています!
今回の受賞は、MAXIがこれまでに成し遂げた偉業を称えるだけでなく、これからの発展への期待が込められています。
日本の宇宙研究の未来がますます楽しみですね!