マイ・インターン
アン・ハサウェイといえば、学生の時テレビで『プリティ・プリンセス』を見て憧れを抱いたものです。内気な女の子が素敵なプリンセスへと成長していく姿に、幼い頃に読んだお姫様が登場するお伽話を思い出しました。
この作品がアン・ハサウェイの映画デビュー作となりました。2004年には続編『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』も公開されました。
現在、長い時を経て第3弾も制作が決まっているとか…
マイ・インターンは、プリティ・プリンセスの頃のチャーミングさはそのまままに、大人の女性になったアン・ハサウェイの魅力満載✨
◈◈◈◈◈◈以下ネタバレ◈◈◈◈◈◈
ファッションサイトを運営する女社長、ジュールズ(アン・ハサウェイ)。
プライベートも、彼女を支えるためにと専業主夫となった育メン夫と、可愛い娘にも恵まれていました。
一見誰もが羨む人生を送っているように見えるジュールですが…。
始まりの音楽からしてワクワクして、これからのどんなストーリーが展開していくのか増々楽しみになってきました(。♡‿♡。)
仕事も引退し、妻とも死別し70歳となったベン(ロバート・デ・ニーロ)は、退職後に最初は旅行など楽しんでいましたが、会社勤めをしていた頃より人と関わることが少なくなり、家にいても1人。そんな日々に、退屈さを感じていました。
そんな時に、とある会社のシニアインターン募集の広告を見つけました。それこそジュールズの会社だったのです。
めでたく採用されたベンは、ジュールズ直属の部下となりました。
しかし彼女は自分の親と同じ歳の彼に対して戸惑いを隠せずにいました。そのせいか、仕事を与えて貰えず、ひたすらデスクで彼女からのメールを待つ日々のベンでした。
周りのスタッフ達はベンに対して驚いた顔をするものの、嫌がるような様子は見せず親切に接してくれます。
確かにジュールズ気持ちもわからなくないなぁと思いました。親子ほど歳の離れた新人って、どう対処していいか悩むかと🤔
ベンの、常に人と関わって生きていきたいというのは、今の自分で考えるとんー?😑そんなものなのかなぁというのが正直なところです。人と関わる続けるって時に煩わしく感じるし、1人でいることのほうがストレスフリーな私なのです。でも、年老いた時にベンみたいに思うようになるのでしょうか。
そんなある日ベンは、ジュールズと彼女の腹心であるキャメロンが会社にCEOを雇うかどうかの話をしているのを聞いてしまいます。
彼女としては、自分が築き上げた会社に外部からCEOを雇い入れることに抵抗があり、涙ながらにキャメロンに嫌だと訴えます。
そんな彼女の姿を目にしたベンは、自分に何かしてやれることはないかと考え始めます。
考えつつも、スタッフの恋愛相談にのったり、誰も片付けようとしない所を掃除したり、その人柄のおかげもあって彼は社内で人望を集めていくのでした。
そして、同じ会社で働くシニア世代の女性であるフィオナに出会うのでした。
まさかベンに新たな恋の始まりが!?
わぁお🤭
何歳になってもトキメキって大事ですよね。
周りの人達がみんな良い人達ばかりで、パソコンの使い方がわからなくても親切に教えてくれるし、フィオナとのことも応援してくれる男性陣。年の差を気にしない友情ブラボー👏
気が利く男・ベンは、ジュールズの運転手となりあれこれ気にかけるのですが、それが逆にジュールズにとっては戸惑うばかりで、彼を異動させることを考えるのでした。
そんなことは露知らず、彼は毎朝彼女の自宅へと迎えに行き彼女の夫や娘とも親しくなっていきました。
会社で社長として分刻みでバリバリ働く姿と、目が回るほどの忙しさの中でも妻として母親として、良くあろうとする彼女の姿を見てベンは尊敬の念を抱くのでした。
毎日、ビシッとスーツで元気に会社にくるおじいちゃんを見てると頑張れって応援したくなります。
何歳になっても身嗜みに気を使える人って素敵ですよね。お手本にしたいです。
仕事もできて、妻としても母親としても良くありたいと思ってもなかなか難しいですよね。
少しずつ距離が縮まっていく2人。
しかし、以前言っていたベンの異動が決まってしまいました。
ベンと過ごすうちに心境に変化が訪れていた彼女は慌てて彼の元へ向かい謝罪して、彼も喜んで運転手に戻ったのでした。
2人の距離が縮まっていく中、関係が上手くいっていない母親の悪口を誤って母親本人に送ってしまったことに気付いたジュールズは、ベンとベンのインターン仲間と共に母親の家へ忍込みパソコンからメールを削除してほしいとお願いします。
玄関前にある数ある植木鉢の下から鍵を見つけ出し、予想外の警報装置に慌てふためきながらなんとかミッションを成功させます。
ここが1番ハラハラしました(• ▽ •;)
年の功か、おじいちゃん冷静。
一方フィオナとも順調に交際へと発展していくのでした。
おめでとう(◍•ᴗ•◍)✧*。
ジュールズとCEO候補へ会いに行く前日、ジュールズの娘の送迎を頼まれていたベンはその帰りに彼女の夫の浮気現場を目撃してしまうのでした。
ジュールズに伝えることができないまま翌日飛行機で旅立つ。
その日の夜、宿泊するホテルのジュールズの部屋へ招かれたベンは、彼女の口から夫の浮気について聞かされます。
すごく良い旦那さんだと思っていたのに、まさかの浮気!?
しかも相手は、娘の学校のママ友だと!?
許せんಠ_ಠ
号泣しながら、夫への怒りと同時に夫の浮気は自分のせい、それでも自分達夫婦ならやり直せると自分の思いを口にするジュールズ。
そんな彼女に対して、ベンは「君らしく仕事を続けるべき」と自分を責めるなと慰めます。
お墓の心配するジュールズにちょっと笑っちゃいました。
片や男やもめ、しかし片や夫も子供もいる女性。
普通、ホテルの一室で(例え親子ほど年が離れてても)男女2人って危険だと思うけど、お互い微塵もそんなことを考えてないんでしょうね。
翌日、CEO候補にあったジュールズは好感触を得て自分の会社に迎え入れることを決めます。
帰宅して夫に浮気のことを告げ、やり直せないかと提案します。
翌朝、ベンの自宅へ訪れるとフィオナと遭遇。2人の関係を知って驚きます。
そこで、やはりCEOは雇わず今ままで通り自分達でやっていくと彼に告げます。
出社した彼女の元へ夫が現れ、浮気相手とは終わったと言い、2人はやり直すことを決意するのでした。
恋に仕事に、なんでも一生懸命な女性は本当に憧れます。
全てを完璧にこなすことはできないけれど、精一杯努力する姿に励まされました。
会社ではテキパキ仕事をこなし、性格がキツいと言われるジュールズでも、泣きたくなる時があるんですね。人間味があって良かったと思います。
ジュールズが着ている服がどれも可愛かったです(。♡‿♡。)
ベンの紳士的な所や、たまにおちゃめな所もとても魅力的でした。
ロバート・デ・ニーロを可愛いと思ったのは初めてです(ノ∀`笑))
いろんな世代にオススメしたい作品です。
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