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息子は父親を見てた

いいことも、わるいことも。


今回はいいことの話し。


一昨日、息子と中華料理屋に行った。


珍しく自分が先に食べ終わった。


少しして息子も食べ終わる。


そこで初めて目にする光景が。


食べ終わった食器を重ねて片付け始めたのだ。


ティッシュやおしぼりの袋も一つにまとめてる。


餃子のたれも一つの皿にまとめてる。


最後にまとめた食器やゴミをテーブルの通路側に置いた。


驚いた。


と同時に少し嬉しかった。




自分がずっとやってきた事を見てたのだ。


小中学校の頃は一切やらなかった息子。


食べ終わればすぐにスマホを見るだけ。


外食の時は自分が片付けをしていた。


「こうやって食器を重ねて、通路側に置いておくとお店の人が片付けやすくなるんだよねー」


スマホを見てる子供たちは聞いてるそぶりもないが、外食するたびに食器を片付けて、ひとり言のように同じ言葉を添えた。


息子が17歳になったいま、同じことをしている。


自発的に。


やる意味も理解しているはず。


人生遠回りばかりしている息子。


でも、その若さで相手を思う気持ちを持てたのなら。


いつかきっと誰かが支えてくれるよ。    









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