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抱きしめたい


ドリアン助川さん。


自分が20代の頃に影響を受けた方。


ラジオ番組で電話での人生相談をしたり、〝叫ぶ詩人の会〟というバンド活動もしていた。


最近はあまりテレビなどの露出もめっきり減った(自分がテレビを見てないというのもある)ので、自分の記憶からはすっかり消えていた。


そのドリアン助川さんが、自分が住む地元に講演に来るというのだ。


昨日、仕事で市役所に行った時に掲示されていたポスターで知った。


〝生きることの もうひとつの意味〟



今回の講演のテーマだ。


すぐに行くと決めた。






ドリアン助川さんが、何十年も前にやっていた電話での人生相談。


かすかな記憶でしかないが、学校でいじめを受けていた相談者さんへ「逃げなさい」とアドバイスを送った。


今では普通のことかもしれないが、当時はいじめに対して「逃げなさい」というアドバイスを送る人を初めて見たので驚いた。


もう少し記憶をハッキリさせたかったので、ネットで少し調べたら出てきたのでここで引用させてもらう。



~前半略~

自殺は逃げだという理論がいまだに教育現場ではまかり通っている。しかし僕はそうは思わない。
逃げることが出来る人は逃げ続けるのである。
もうこれっぽっちも逃げ場所がないという人が自殺を考え始める。
つまり自殺とは、逃げ場所を失ってしまった人の自己崩壊なのだ。

~中略~

学校が地獄であれば、学校を変わればよい。
会社が地獄であれば会社を、
日本が地獄であれば住むべき国を変えればよい。
そのくらい大胆に生きたって、皆さんが幸せであれば誰も文句は言わない。
まずは生き抜くことである。


ドリアン助川さんがラジオ番組でやっていた人生相談を「もう君はひとりじゃない」というタイトルで書籍化したもので、「いじめ」について相談を受けたやりとりを紹介の後、まとめの部分で記しているところを抜粋。


当時は上っ面で聴いていた部分もある。


でも今はしっかりと受け止めることができる。


ドリアンさん。


ドリアンさんの熱い講演を期待してます。


抱きしめたい       






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