ユーカリさん達のように
娘が本を買いたいと言うので、ショッピングモールへ行った。
娘は本屋に入ったが、自分は本屋の隣にある楽器店に入った。
しばらくすると、娘が自分がいる楽器店に入ってきて嬉しそうに言った。
「スプラトゥーンでフレンドになった子と会った」
任天堂のSwitchで、スプラトゥーンというゲームのオンライン上で知り合ったお友達らしい。
どのような方法で行ったかは分からないが、前にそのお友達が自分の顔写真を娘に見せたことがあるそうだ。
娘が本屋で本を見ていると、その本屋で写真によく似た女の子を見かけたとのこと。
そのお友達は違う女の子と一緒にいたので、娘はしばらく声をかけられずにいたが、お友達が本屋を出ようとしたので勇気を出して声をかけた。
「◯◯ちゃん?わたし△△だよ」
お友達は一瞬おどろいたそうだが、すぐに大喜びしてくれたらしい。
一緒にいた友達に申し訳ないので、少しだけ話して別れた。
「嬉しすぎて心臓がバクバクしてる」
キラキラした目をさせながら話す。
娘の嬉しそうな表情を見てると、こちらも嬉しくなる。
ある人を思い出した。
ユーカリ・ラディアータさん(以下ユーカリさん)
このnoteでフォローさせて頂いている方だ。
偶然にも、前日にユーカリさんが投稿されたnoteの話と少し似ていたのだ。
とても素敵な内容で、心から感動したばかり。
ここ数年、誰かの人生や生活を羨ましいと思うことはなかったが、久しぶりにユーカリさんのことが羨ましく思えた。
娘の本を買い終えてから、フードコートでランチをした。
そこで娘にユーカリさん達のことを話した。
真面目に話しを聴く娘。
自分と同じように羨ましそうな表情をしている。
「さっきの友達をずっと大切にするんだぞ」
最後に娘にそう伝えると嬉しそうな表情で
「うん!!」
と元気よく返事をした。
娘とそのお友達が、ユーカリさん達のような関係になれますように。
👇️ そのユーカリさんのnoteです。