見出し画像

娘が教えてくれた写真の価値

これまでに撮ったフィルム写真を見たくなり、押入れから過去に撮ったフィルム写真をとり出した。


見終わってからも押入れにしまわずに、しばらくリビングに置きっぱなしにしていた。


先日、娘が泊まりに来たとき、置きっぱなしにしていたフィルム写真に興味を示し見出しはじめた。


自分が小さかった頃の写真を嬉しそうに、懐かしそうに見ている。



すみません
上の数枚はデジタル写真でした💦


「わー、懐かしい」


「この子だれだ?」


「こんなとこ行ったんだぁ」


一人つぶやきながら楽しそうに見ている。


「あげようか?」


「うん!!」


よろこぶ娘。


嬉しそうに、一枚も残さずビニル袋に入れて自分のリュックにしまった。


「あぁ、写真の価値ってこういう事か」


娘の嬉しそうな顔を見てそう思った。


大切な人を心を込めて撮って、良く写っている写真を選んで、プリントして本人に渡して喜んでもらう。


そこにこそ写真の本来の価値があるんだろう。


デジタルのカメラは何枚でも撮れるし、スマホやPCのクラウドにも無制限に保存できる。良く撮れていようが、撮れていまいがクラウドの中に埋もれていってしまう。


大切な人を撮っているのに、その人は撮られた写真を見ることがない。


それでは写真の価値は下がってしまう。


今年のテーマは〝丁寧に生きる


写真も〝丁寧〟に取り扱っていこう。



母にも渡そう







いいなと思ったら応援しよう!