大胆!鮮やか!全員女性のプロ強盗!狙うは彼女の首に光るアレ!世界一のセキュリティーにも見つからない唯一の死角とは?!【映画感想】【オーシャンズ8】
「オーシャンズ8」は2018年に劇場公開されたアメリカ映画です。
「オーシャンズシリーズ」のスピンオフ作品になります。
「オーシャンズシリーズ」の始まりは1960年にフランク・シナトラ主演で公開された犯罪映画「オーシャンと十一人の仲間」のリメイク版です。
主演にジョージ・クルー二ーを迎えた「オーシャンズ11」は2001年に
劇場公開されました。
「オーシャンズ11」は大ヒット、2004年に続編「オーシャンズ12」、2007年に「オーシャンズ13」が公開されました。
「オーシャンズ8」はその後の物語となります。
オーシャンズシリーズは、いわゆる「プロの犯罪集団」の話なんです。
今回は全員女性ですが、今までと同じ個性の共演という感じでした。
一人ひとり存在感があり、特にヘレナ・ボタム・カーターさんの存在感は
凄いです。
上手く言えませんが、大黒柱的な感じでしょうか。
それに今まで以上に多国籍なメンバーで、それぞれのキャラクターの個性を際立たせるため衣装にもかなり力を入れたそうです。
物語そっちのけでも十分楽しめます。
美しく、カッコよく、まあ展開の早いことと言ったら、瞬きをする暇もない程でした。
今回は「MetGala」(メットガラ)で、ある女優が身に付ける「トゥーサン」という超高級ネックレスがターゲットです。
「トゥーサン」はカルティエの所有物で、カルティエの地下15メートルの金庫に眠っています。
8人はわざわざそんな所まで盗みに行くことなく、誰かに付けさせてそれを頂戴するのです。
誰に付けさせようというのでしょうか。
まず崖っぷちデザイナーを買収します。
そのデザイナーがカルティエに出向き、「トゥーサン」を貸してもらえるようフランス語で説得、見事店から持ち出します。
強盗集団のリーダーは有名女優がそのデザイナーにオーダーメイドのドレスを作るよう仕向け、「トゥーサン」を女優に付ける事に成功します。
「トゥーサン」を身に付けた女優は近々開催される「メット・ガラ」に来場します。
「メットガラ」とはメトロポリタン美術館服飾研究所が毎年開催する展覧会でのオープニング・セレモニーで、ファッション業界にとっては一大イベントです。
世界中が注目するイベントということもあり、来場者はファッション関係者
やモデル、ハリウッド女優など錚々(そうそう)たる顔ぶれです。
セキュリティーも世界一で、死角は一つもないと言われている中で女優の首にしっかりと付けられたネックレスをどうやって盗むというのでしょうか。
しかも「トゥーサン」が盗まれないよう、常に大柄の男性二人が側で見守っています。
盗むタイミングなんてないだろうと思われますが、一箇所だけ世界一のセキュリティーも確認出来ない死角があるんです。
そこで犯行が行われるんですよ。
その犯行を行う瞬間のため、綿密な計画のもと8人それぞれが表と裏で動きます。
どこで犯行が行われたか、お分かりいただけたでしょうか。
女優からネックレスを奪うため、その「死角」になる場所まで連れて行かなくてはなりません。
任務遂行のため8人は鮮やかに自然な流れで一つ一つの犯行を行い、気が
つくと彼女たちは大仕事を終えていました。
いつの間にか豪華なドレスに身を包み、大階段を他のセレブリティーと一緒に降りて行っているではありませんか。
堂々と大階段を降りて来る姿は、まるで宝塚のトップスターようです。
無事ネックレスを盗むんですが、盗む目的は強盗集団のリーダーが言った「得意なことだからやる」だけではなかったんです。
そこもまた見どころの一つで、
「ああ、(映画の中の主人公なら)私でもきっとそうする。
成功させなきゃ一生後悔する」
と思いながら見ていました。
長くなりましたが、とにかく見どころたくさんの映画なので良かったらチェックしてみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは良い一日をお過ごし下さい。