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ちょっとの嘘を交えた雑記を書きます。ふつうの人です。 /私が経験した手術に関する記事を作成時中です。 手術に関連したご質問等は、お気軽にこちらへ。 ▶︎ https://odaibako.net/u/note460

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  • 令和版 思春期特発性側彎症体験レポート

    そくわん症手術の体験談をまとめます。 ご質問等あればプロフィールのリンクからどうぞ。匿名なので、お気軽に。

最近の記事

救いなんてものは無い

※当時の雑記の引用 結局絵に描いたような“救い”っていうのは存在しなくて、本当に助けて欲しいときに差し伸べられる手なんてひとつだってない。 みんな自分のために生きているからだ。 たとえ人という字が人と人の支え合いで出来ていても、それ以前にみんな自分が1番かわいくて大切なのだから最優先されるのはもちろん自分自身なのだ。 みんな自分自身が優先・優遇されることを常に望んでいる。もちろん、私もそうだ。 みんな自分が優先されて当然だと思っている。 困った時に助けてほしいと思うのは

    • 【回答】側弯症の装具について

      【質問】手術の体験レポートとのことですが、装具についてももし使われて何か情報があれば教えて欲しいです! ご質問いただき、ありがとうございます。 (質問をいただけるとちゃんと届くべき人のところに届いているんだな〜と思えてかなり嬉しいですね…) 装具についてのご質問ですが、術前───いわゆる経過観察の段階───と術後の2つの時期に装具を使用していたので、それぞれの使用感などを説明できればと思います。 ほしい情報の方向性が違ったら、お手数ですがまた質問箱に投書していただけると助

      • 令和版 側彎症体験レポート

        「思春期特発性側彎症」いわゆる“そくわん症”という病気になり、手術をしたことがある。 病名通り思春期という非常に多感な時期に起こる疾患で、手術を行うか否かの最終決断は本人に委ねられる。当時の私は手術のメリットもデメリットもわからず、とても困っていた。 しかしながらインターネットで調べても、質問と回答だけでその後どうなったかわからない知恵袋のページや00年代のちょっと古めの、しかも親目線のブログしか出てこず、全くもって役に立たなかった。本人のことを教えて!と悶々としていた。

        • 一年ぶりに焼香

          一年ぶりに祖父の家に行った。 前に来た時にはまだ組み立てられていなかった仏壇が当たり前の顔をして鎮座していて、両親が初々しさの残る背中で線香をあげていたから、私もそれに倣った。 正確なマナーを知らないから、動作の一つひとつを考えながら動いた。 線香を取る、長いやつでいいのかな。 ライターで火をつける、喫煙者みたいだ。 線香を立てる、ほかの線香の灰が指にかかりそうだな。 おりんが笑ってしまうくらいいい音を立てるのであとで意味もなく鳴らしてみようと思った。 線香の煙が目に鼻に

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        • 令和版 思春期特発性側彎症体験レポート
          2本

        記事

          死ぬということ

          ※当時がむしゃらに書き殴っていた雑記をそのまま引用しています。 祖父の葬儀から1週間が経った。 この文章を書くためにカレンダーを見て、まだ1週間しか経っていないのかと驚く。ずいぶん昔の記憶のような気になっていた。 1週間なんて、普段なら「あー はやく休みにならないかなあ、まだ●曜日なの?」を2回くらい繰り返したらあっという間に過ぎてしまうほどなのに。 あの土日を経て、街で高齢者を見かけるたびに「ああ、この人もいずれ死ぬのか」と思うようになった。死は誰にでも平等に起こる事象

          死ぬということ