ポエム「初夏の花/ポピー」
ポピー
ピンクのポピーがまるで
「見てみて私、綺麗でしょう
早朝の庭は気持ちが良いの」
「光りの抱擁は暖かく優しい」
大きく息を吸い込んで
フゥ~、ニコッリと笑う蕾
「アァ~解き放たれて
伸び伸びと花弁の隅々まで
生気が行き渡ったわ」
「ねぇ~私、綺麗でしょう❗
私は輝き微風に
ユラユラ揺れて幸せ」
つぶやき
花々は、何が有ろうとも季節が来れば、
花を咲かせ種を残し巡りながら去って行く
人々は、一つ事が起きると
戸惑い藻掻きながら右往左往してしまう
自然のなせる儘、欲も持たずに
生きて行く覚悟が有ればどんなに楽でしょう
然し、日々の暮らしを営む中
余りにも多くの災害や事故の多さに
危機感を持ち備えて暮らす
災害に遭われた方々が
普段の生活を一日も早く取り戻せますよう
政府の支援も大切なことです
花を眺めながら
そのような事を考えています。
紫カタバミと姫小判草
✒災いも何処吹く風とオキザリス(晩春)
✒小判草束ねて揺れる静寂の刻(仲夏)
「庭の手入れをしながら彼女は話しかけてくれます」
貴女、強いけれど可愛いね
ごめんね❗花の綺麗な時に、
今が間引きのチャンスの時期なの❗
辛いのよ❗
可愛い貴女を球根から掘り上げて...
今は球根も纏まっているから
掘り上げやすい
でも、一部は残すからね
ごめんね❗
小判草も、今は雑草と言われて
でもね、明治時代に
観賞用として取り入れられたのよ
貴女と一緒に活けると
ほらっ、こんなに奇麗❗
貴女たち、とても素敵よ❗
大好きよ💕
🌷📷 画像は全て庭の花です。