短歌で詠む【作曲家の作品から】5首
作曲家の作品から、様々な物語が思い浮かび詩心をくすぐります。今回は、短歌で遊んでみました。
1、クロード・ドビュッシーのピアノ曲より「アラベスクNo.1」
私の父が最も傾倒しておりました作曲家クロード・ドビュッシーの
作品です。「アラベスク」とは(アラビア風の)と言う意味です。
🖊️アラビア風の門扉から映る噴水シャワシャワ囁く午睡の刻
2、モーリス・ラヴェルのピアノ曲「水の戯れ」
バレエ音楽として多くのバレエダンサーが降り付け踊る事で有名なボレロの作曲家ラヴェルの作品です。
🖊️流水に風の妖精降り立ちて水霊誘い戯れ遊ぶ
3. エリック・サティの「ジムノペディNo.1」
音楽界の異端児とか変わり者として知られたフランスの作曲家サティ、ドビュッシーやラヴェルに影響を与えました。
🖊️晩秋の夜の帳に包まれてポツポツ聴こゆジムノペディ
4、フレデリック・ショパンの「革命」
「革命のエチュード」と呼ばれる練習曲の中の一つは、当時ショパンの友人であったフランツ・リストに献呈され「革命」というタイトルはリストが付けたものとなっています。
🖊️革命の武器は取らずに愛国の思いは駆ける音符にのせて
5、ニコラ・パガニーニの「カプリス No.24」
パガニーニが自身の為に作ったとされる超絶技巧を駆使したヴァイオリンの曲で演奏の後半に入る左手のピチカートが凄いです。
全豪No.1のヴァイオリニスト「石川綾子さん」が世界的超難解曲“Paganini Caprice No.24”に挑んでおられます。
🖊️卓越のヴィオロン奏する難曲は連符で飾らるカプリスかな
映画[愛と狂気のパガニーニ]以来、夢中になってしまった
ディヴィド・ギャレット演奏のカプリスNo.24も宜しければどうぞ。
本日も、有り難う御座いました。