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俳句【春から初夏に咲く小さな花たち】
春から初夏に掛けて庭の彼方此方に散らばって咲いている花々が有ります。
本当に小さくて足元に気を付けて歩かないと踏みつけてしまいそうな所にも有ります。
その様な花々、我が家の庭に咲いて居りますものを10種類。
【勿忘草】
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野生種でなく園芸種に改良された勿忘草。花は少し大きめですが、1㎝にも満たないブルーの花。
美しさは野生種と同じく鮮明です。子供の頃、庭の其処此処に有りました勿忘草よりもっと小さくて水色のミズタビラコを勿忘草と信じていた私でした。
✒[若者の思い込めるや勿忘草]花言葉の伝説より
【御柳梅】
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ギョリュウバイはオーストラリアやニュージーランドを原産としたフトモモ科の花です。
ニュージーランドではマヌカと申しまして、本種を蜜源として作られるマヌカハニーは病原性微生物に対する抗菌作用が高く腸内環境を整える健康食品、あるいは美容液として注目されています。
✒[御柳梅蜂も恋する蜜の味]
【岩唐草】
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ヨーロッパのアルペン山脈やピレネー山脈に分布していた此の花径1㎝に満たない花がどのような経路をたどって日本に辿り着き我が家の庭に参りましたのでしょうか。不思議ですね。
和名では[岩唐草]と呼ばれております宿根草。
散歩の道すがら石垣の間から出て沢山咲いて居りました。其れを持ち帰って鉢植えにして半日陰に置き条件が良かったのか根付きました。
元に在った場所には、既に有りません。唯の雑草と思われて処分されてしまったようです。
✒[夏浅しアルプス遠く岩唐草]
【立浪草】
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花の付き方が同じ方向を向いて泡立つ波を連想させます。
「 私の命を捧げます」という花言葉が示すように漢方の世界で重宝されている植物です。
タツナミソウの全草を天日干ししたものを煎じて飲むと、滋養強壮効果がもたらされるそうです。
✒[夏の朝押し寄せるよに立浪草]
【レンズ豆】
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レンズ豆の花が見たくて乾燥したレンズ豆を撒いて育てました。
まあ、何と小さい花でしょう。
でも、ズームして見ると縞模様なんか入って綺麗です。
豆は直径3㎜余りで一鞘に2粒入っていました。で、収穫は鉢植えですからね~御笑い種程度でした。スープに入れて頂きましたよ。
✒[レンズ豆スープで楽しむ夏の昼]
【ペラルゴニウム】
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ゼラニウム(天竺葵)の祖先です。
原種系のペラルゴニウムで[夏咲き天竺葵]の名も有ります。旺盛に広がる可愛いバニーちゃん。 御近所にも「一鉢どうぞ」と言う事で❗
✒【一鉢の仲を取り持つゼラニウム】
【レモンタイム】
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此れは、本当に葉っぱも花も小さいです。5mm 有るか無しかの小さな花で上手く写真に撮れました。タイムの種類の花は小さいものが多いですね。
でも、ハーブとしての存在感はしっかり有ります。
✒【夏の昼タイムの香る冷製スープ】
【桔梗草】
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最初は名前が判らず桔梗に似ている草だから[桔梗草]と呼んでおりました。最近ググって見ましたところ本当に「桔梗草」だったので驚きです。
北アメリカから南アメリカに自生するキキョウ科の植物です。日本では福島県以南に移入分布して道端や空き地に群生しています。別名は[段々桔梗]
✒【初夏の朝猫がキスする桔梗草】🐾
【紅花センブリ】
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ベニバナセンブリは、リンドウ科ケンタウリウム属の草本ですが宿根草です。元々ユーラシアと北アフリカにおいて広く自生していましたが、日本では帰化植物となっています。
ヨーロッパでは全草を苦味健胃薬として利用されてます。漢方においても同じくです。
✒【薫風に揺れて折れそな花センブリ】
【小町竜胆】
![](https://assets.st-note.com/img/1716588456363-0qpvnB2fna.jpg?width=1200)
草丈は本当に低く5㎝から10㎝程度で花径は10㎜程の花です。
5月頃から10月迄、半日陰に置いた鉢で密かに開花します。
リンドウとは名前に入ってますが、全くリンドウには似て居ません。
条件が良ければ丈夫に育っています。種を好きな所に飛ばして根付きます。
✒【青空と小町竜胆夏始め】
トップ画像は[タイム・ロンギカウリス]
此れは地面を這うように増えるタイムの仲間です。
良い天気です。陽射しを浴びてビタミンDを身体に取り込み
健やかに過ごしましょう。
ありがとう御座いました。