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甘い映画【ショコラ】

バレンタインデーが近付いて来ましたね。
私は、大のチョコレート好きですから、
チョコ友以外にはプレゼントした事は無いです。

🖋チョコは自分にバレンタインデー😋

私が、チョコレートと聞いて思い出すのは美味しそうな映画【ショコラ】です。

ジョアン・ハリスの同名小説の映画で2000年、米英のコメディドラマ映画。監督はラッセ・ハルストレム。

出演はジュリエット・ビノッシュ、ジョニー・デップ、
ジュディ・デンチ他。

ヴィアンヌとアヌークの母娘

【ストーリー】
1959年、イースター前の四旬節。
断食期間のフランスの閉鎖的感漂う小さな村に曰く有りげな母娘が北風と共にやって来ます。
母親のヴィアンヌと娘のアヌークは彼女達のルーツである南米から受け継がれるチョコレートの効能を広める為に世界中を旅行しているのでした。
此の村の老女アルマンドから借りた建物をチョコレート店の開店に向けて改装を始めます。

窓から中は見えず周囲の好奇心が向けられる中、開店を迎えました。
閉鎖的な人々は、ヴィアンヌのチョコレートに少々引き気味です。

然し、ヴィアンヌが作るチョコレートの不思議な魅力に惹かれていく村人。
ヴィアンヌの人柄とチョコの美味しさは一時の安らぎとなっていきます。

その様な中、伝統と規律を守る厳格な村に於いて清廉な生活を送る村長のレノ伯爵は教会のミサにも参列せず、私生児であるアヌークを連れたヴィアンヌの存在に嫌悪感を持ちます。

ある日、村にジプシーの一団が船で流れ着きます。
ヴィアンヌは、そのリーダーである青年ルーと親しくなります。

彼等と共にアルマンドの誕生パーティでヴィアンヌはチョコレート料理を振る舞います
誕生パーティで大いに楽しんだアルマンドは家に帰ると孫に看取られ急死します。

イースターの前夜ヴィアンヌの店に忍び込んだレノ伯爵は....
翌日、復活祭で賑わうなか村人達にチョコレートを勧めるヴィアンヌでした...

この映画の中ではチョコレートが主役ですね。

勿論、様々な味や香りのチョコレートも魅力ですが、ヴィアンヌがアルマンドの誕生パーティで作る料理の数々に興味を惹かれます。

デザートでなく料理にチョコレート❗
鶏肉にチョコレートのソースをかけた物など涎が出そうです。
チョコレート三昧の御馳走。
勿論、想像で甘みの度合いは判りませんがスパイスの利いたものかと。

そりゃあ、糖尿病持ちのアルマンドが急死するのも無理ないですが、大いに味わい楽しんだ後、満足して死を迎えるなど幸せ其のものですね。


菓子作りの思い出

チョコレート好きの私は子供の頃からダークな甘みの少ない物が好きでした。そして、洋菓子作りが趣味でした。

チョコレート系の洋菓子、ガトーショコラやザッハトルテやチョコレートムースなど数々の洋菓子には決まって使用しておりましたのが、神戸のコスモポリタンのダークチョコでした。

箱に入れて友人への手土産に持って行く時などチョコレートの良い香りが
乗り物の中でも漂っておりました。

製菓用のチョコレートでない純粋な甘みの少ない板チョコ。

家族が減り来客も遠のいた日々、菓子作りからも遠のき、センター街のチョコレート店へも足が向かなくなって久しいでした。

現在、その店は...有りません。

今は無き、神戸三宮センター街のコスモポリタン本店

神戸市中央区に本店があった老舗洋菓子メーカー、コスモポリタン製菓は
同名の菓子店を運営していたモロゾフと同じヴァレンティン・フョードロヴィチ・モロゾフによって創業され、ロシア菓子とチョコレートを取り扱っておりました。ところが2006年8月15日をもって閉業(廃業)しておりました。

頻繁に立ち寄っておりました頃が懐かしいです。

ウイーンの御菓子、チョコレート尽くめのザッハトルテ。
チョコレートコーティングの仕上げは再度オーヴンに入れて表面を滑らかにします。

現在は、イタリアからの輸入物のトリュフやジャンドゥーヤ、プラリネ入りのボールチョコなどを購入して時々、味わいを楽しんでおります。


最後まで御付き合い頂きまして有難う御座います。