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🖊【晴天の樹々の間に燃ゆる秋】 🖋【君想う片割れ時の天空に星の瞬き残光に映え】 貴方は、御忘れになられたでしょうね 季節の終焉を迎えようと 山々が秋の彩りを装い 通り抜ける風は 最後の温かさを含む 落葉の山道を行く 滑りそうな坂道では 貴方は手を差し伸べ 気遣ってくださいました あの時の手の温もりは 未だ忘れがたく 愛しく思い出します 冬の陽射しは仄暖かく 貴方の眼差しのようでした 心は貴方に寄り添い 歓びに溢れていました 夜は、暖炉で燃える 炎の舞い