のーりー

昼行燈みたく

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夏休みの短歌

電線の射影に沿って歩く少女 そっとそっとはみ出さぬよう 溌剌なごみ収集車 百日紅 始まったなあ 「夏」が「生きる」が 空洞は2つなんだ 「あ」  君はまた また吸い込まれ なんだもう夏 着岸のフェリーの門が開くとき 差し込むヒカリ咄嗟に「あぐし」 ビル群だ 靡き揺れては  街人と夏の暑さにあてられたのだ 湖面には細波たちの文様が なぞりあなたに逢いにいきます 味わいし孤独の夜々に 残り一本になりし線香 「すぽ しょぽん」  バケツに手持花火たち 熊本県は最終日の

夏休みの短歌