会社をたたむ
始めた会社は最終的に
解散
譲渡
合併
倒産
になる。と、思います。
私の場合は、事業譲渡でした。
株式譲渡にするか、事業譲渡になるのか?
それは、譲渡先との話し合い。
だけど、買う側、買ってもらう側の間にはなんだか立場の差を感じました。
そう、買う側優勢。
買ってもらう側、あきらかに劣勢。
本当は、フェアであるはずなのに。
機嫌を損ねると買ってもらえなくなるから…
担当者からそう言われて、すごく不利な展開になってしまった。
私も自分以外の事情で急いでいたし。
地方だから、余計に買い手がつかない。2〜3年待ってやっと見つけた買い手だったので、色々注文をつけにくかったです。
そんな状況で、結局は買い手の意見を最大限きいた形の事業譲渡になり、予定金額の半分以下に買い叩かれました。
株式譲渡の場合は負債や必要ないものまですべてを含みますが、事業譲渡は買い手がいるものだけを選ぶ。
負債、使う予定なしのリース物品、クレジット契約などは切り捨て可能。
かなり、買い手有利です。
会社をたたむのは、大変。
手続きが鬼ほどあり、納税もある。
結局、残りの資産もむしり取られます。
中小零細企業の一年間の売上など、頑張ってるつもりでも大手の一回の取引にも満たないこともある。
事業譲渡の件で一年間振り回され、
譲渡するための大義名分を何回もさがしました。
譲渡先、後継ぎが見つからなくて廃業する方がたくさんいらっしゃる中、見つかった私はラッキーです。
譲渡金額ではなく、お客様と従業員さんの行先を確保したと言う意味で。
色々な事を思い、長かった経営者生活を振り返り、自分の中でコレで良かったのだと納得させる日々
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