彼氏と別れた話1
※これは過去記事のアーカイブです。
クリスマス前に彼氏と別れた。
元彼は優しかったけれど、根本的に人に興味がないようで自分のやりたいこと中心に生活をしていた。卒業制作にバイトにサークルに…毎日忙しそうで連絡も途切れていった。どう見てもキャパオーバーで、もちろん彼の中で私の優先順位は一番低かった。それで5日前、彼から別れを告げられた。多忙でキャパオーバーだから私との関係を終わらせた。冷静に考えてただそれだけのことだ。
けれど、ずっと気持ちがもやもやしていている。一方的に告白をされて、一方的に別れを告げられて私の気持ちは無視されていたと感じる。まるでそこに私の存在がなかったように、なかったかのように扱われることへの怒りが湧き出ている。それと同時に勇気がなくて最後まで話し合いをしようとしなかった自分に対しても怒っている。会話の諦めは関係の終わりだからもっと最後まで頑張ればよかった。臆病で傷つくのが怖くて話し合いをすることができない。彼に対する今までの怒りと不安を心のうちにしまっておくと、いつの間にか私が頭の中で作った元カレの幻想が作られている。その幻想に殴られては毎晩涙を流す。どこにも置いていくことができなくて死にたくなる。どうしようもできない、気持ちの整理がつかない。できるなら本音を伝えてから彼と別れたかった。自分の不甲斐なさに落胆し、反芻思考に疲れ切る毎日。早く苦しみから解放されたい。