日浦八段とジョコビッチ
日本将棋連盟にしろ
日本野球機構にしろ
統括・運営団体には「重い責務」があります。
それは、
所属する会員(選手・競技者など)が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を提供すること
です。
会員は、それと引き換えに、会費を納めて入会するわけです。たとえ規約に明文化されていなくても、「暗黙の契約条項」と考えられます。
それが守れないのなら、団体はクソの役にも立たないので、即時解散するべきです。単なる「天下り団体」であってはなりません。
マスクやワクチンは、果たして会員が「最高のパフォーマンスを発揮する」のに必要なものですか?
全員一律に義務付けるだけの「科学的合理性」がありますか?
「マスクやワクチンは、私が最高のパフォーマンスを見せるうえで支障になる」と考える競技者がいる場合、その彼または彼女を「出場停止」にするのは、傲慢な主宰者の横暴にすぎず、絶対に許されることではありません。
マスクをめぐって失格となった日浦八段を「わがままだ」と批判する愚か者は、将棋ファンでも何でもない。駒の並べ方も知らない部外者のど素人です。だって、「いい試合」を観たくないと言っているわけですから。
本当の将棋ファンなら、根拠不明の怪しげな「感染対策」よりも、絶対に「好対局」を望むはず。
マスクが能力発揮に差し障るなら、「マスク着用なんか各自の自由にさせろ!」と声を上げるのが「真の将棋ファン」の心意気でしょうに。
ワクチンで体調を崩す選手がいれば、「全員に強制するな!」と怒るのが、本当のプロ野球ファンです。
期待する選手が副反応や後遺症で欠場すれば、「入場料返せ!」と怒ることこそ、「野球愛」でしょう。
そうしてみると、この世には「○○ファン」を自称しながら、本当に愛している人間なんて、ほんのわずかしかいないことがわかります。
しょせんは、メディアに登場する「エセ感染症専門家」同様、にわかファン以下の「エセファン」だったということです。
あれだけ非難を浴びても絶対にワクチンを打たなかったジョコビッチ選手が全豪オープンを制しました。
ワクチンを打たなかったことで「ハイ・パフォーマンス」を維持できたからです。
これこそ「プロフェッショナル」の在り方です。
私も、そんな「不屈の精神力」を身につけたいものです。
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