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ダブル感染の原因は「ワクチン」以外にあり得ない
このようなデマは、早々に叩かなければいけません。
インフルエンザとコロナウィルスの間で「ウィルス干渉」が起こることは、細胞レベルの研究で確認されています。
実際この2年、コロナの蔓延を相殺するかのように、インフルエンザの流行は確認されませんでした。
「ウィルス干渉」が起こる原因として、大きく2つの機序が考えられています。
①先行ウィルスが細胞の受容体を占領するため、後発ウィルスが侵入できない。
②先行ウィルスに感染したおかげで、すでに免疫が活性化しているため、後発ウィルスは体内に入ってもすぐに退治される
まず、①について。
インフルとコロナに同時感染した人を調べると、それぞれのウィルスが別々の細胞で増殖していた模様。混雑した電車に途中から乗り込んだ客が、隣の隣の車両に移動して、やっと空席を見つけたような感じです。
まれには、そういうことも起こるでしょう。何ら不思議ではありません。ウィルスも生き残るために必死でニッチ(隙間)を探すでしょうから、十二分にあり得ることです。
注目すべきは、②のほうです。
コロナに感染した患者の体内で「免疫が正常に発動」していれば、後から遅れてやってきたインフルエンザウィルスは簡単に駆逐されたはずなのに、そうならなかった。
裏を返せば、「免疫が正常に発動していなかった」可能性が疑われるのです。
なぜ、2年続けて起こった「ウィルス干渉」が、3年目にぴたっとやんでしまったのか。
「ワトスン君、原因はこの『2年間』の中にあったと考えざるを得ないじゃないか!」
そう、ワクチン接種による「免疫寛容」です。それ以外に合理的な説明がつきません。
同時感染した人は「ワクチン接種者」とのこと。ワクチンの効果(あるいは逆効果)により、コロナにかかっても免疫が活性化せず、インフルエンザウィルスの侵入を簡単に許してしまったというわけです。
また、免疫が正常に働いていれば、インフルエンザウィルスが空席を探してウロウロしている間に、鉄道警察(抗体)がとっ捕まえていたでしょうから、①「別々の細胞に感染」も起こらなかったと推測できます。
「ウィルス不干渉」が生じてしまった原因は、「ワクチン」以外に考えられません。
逆に、「ワクチンがせっかくのウィルス干渉を台無しにした」と考えれば、2年間は平穏だったのに、接種が進んだ3年目に「同時感染」がいきなり発生したことをスムーズに説明できます。
ちなみに、記事にある「つらい症状(高熱、喉の痛みなど)」は、典型的なインフルエンザの症状です。PCR検査でコロナウィルス(の断片)を無理にあぶり出さなければ、単に「インフルエンザ罹患」で片づけられたはず。
メディアは「ダブル感染」を「流行語」にしたいようですが、実態は「インフルエンザのシングル感染」にすぎません。
どうせ「愚者の浅知恵」で「ダブル感染を防ぐためにワクチンを」と誘導したいのでしょうが、「ワクチンを接種するから両方のウィルスに同時感染する」が正しい答えです。
コロナワクチンは、コロナを防がないだけでなく、インフルエンザにすらかかりやすくするという、トンデモな欠陥製品だったということです。
これはまた、「マスクとアルコール消毒がインフルエンザを駆逐した」とする説が、安っぽい「都市伝説」にすぎなかったことの証明にもなります。