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「スタンダード」自体が存在しないマスコミ

ダブルスタンダード?
トリプルスタンダード?
いや、そもそも「スタンダード(基準)」なんか持っていないのでしょう。
だから、そのときの気分で発言がコロコロ変わっちゃう。

天下の読売新聞が社説で、平然と

「トランプ勝利は民主主義の敗北」

的なことを書いていました。
自民党が選挙に勝ったときは、堂々と

「多数決こそが民主主義」

「民意が示された」

と書いていたくせに。
その民意により多数決で大統領が選ばれても、読売新聞の気に入らなければ、「民主主義」ではないのだそうです。

何たる厚顔無恥な「一貫性の欠如」でしょう。

しかも、何度も紙面でSDGsの特集を組み、「多様性の尊重」を掲げておきながら、ドナルド・トランプのみならず、相次ぐ失言で再選が絶望的なジョー・バイデンまで、「年寄りはさっさと引退すべき」と「年齢差別」をしてしまう。
もうむちゃくちゃですわ。
そんなのは、思い上がったマスコミの「独裁(わがまま)」にすぎません。

今回のトランプ暗殺未遂事件でも、日本の大手マスコミの口ぶりに、「狙撃失敗」に対する悔しさみたいなものが透けて見えると言ったら、言い過ぎでしょうか。
逆に狙われたのがバイデンだったら、どこの新聞・テレビでも何倍も大きな扱いになったのは間違いありません(もっとも私は、狙われるとしたらバイデンのほうだと考えていました。それを「銃好き」のトランプ支持者のせいにすれば、痴呆が疑われる候補者をスムーズに退場させ、相手陣営にも致命的なダメージを与えられる「一石二鳥策」だからです)


ことほどさように、「主観」に頼ると、主義主張に必ず矛盾が生じてしまうもの。
だからこそ、好き嫌いを超越した「客観的な判断基準」を持て、と繰り返し述べているのです。

私は「トランプ支持者」ではありません。
もちろん「バイデン支持」でもありません。
まあ、今回の暗殺失敗で、トランプの返り咲きは確定でしょう。
一部に「トランプ陣営の自作自演では?」との声があるようですが、それこそ彼らの大好きな正真正銘の「陰謀論」というやつでしょう。
むしろ米国では、現政権の民主党陣営の関与が疑われているとか。物証が見つかれば、ウォーターゲート事件の何百倍ものスキャンダルになるでしょうね。
「コロナの闇」「ワクチンの闇」も暴かれることになるでしょう。


翻って、過日の都知事選の話。
「小池」のことは心底軽蔑していますが、かといって、私は「石丸支持」でも「蓮舫支持」でも「田母神支持」でも「内海支持」でもありません。
そもそも特定の人物・政党を支持していません。
強いて言うなら、常に多数派(権力)の正反対にある政党に「アンチテーゼ(ブレーキ)」として票を投じています。

特定の支持政党がないことを「一貫性がない」と批判する友人・知人もいますが、「政治家は常に新陳代謝すべき(多選はもってのほか)」など、私自身は自身の論理に基づき、他の誰よりも一貫性を持って行動しているつもりです。

どの候補者も、それぞれに良い点もあれば(小池には一つもないけど)悪い点もあります。ただ、(ゲイツやシュワブといったおバカさんと違って)一足飛びに、自分が生きている間に「理想の社会」が築けるわけないので、とりあえず将来へ向かっての布石を打っておこう、と考えているのです。

そのためには、特定の人物・団体・組織に権力が集中してはだめ。さまざまな意見が入り乱れる中で議論が生まれ、互いの主張を軌道修正していくのが望ましい。
そういう意味で、「是か非か」「黒か白か」という二元論に帰着する「二大政党制」は、「バカの極み」「最低最悪の政治システム」だと思います。

裏返せば、「バカの極み」だからこそ、複雑なことを考えられない阿呆どもが、単純明快な二大政党制を賛美するわけですが。


どうせ採用されることはありませんが、一時のブーム(世間の気まぐれ)や「組織票」の悪用をを防ぐために、現職候補は次回の選挙で「無条件に前回得票数の半分を減ずる」なんてシステムがあってもいいかもしれませんね。
そうすると、圧勝した次の選挙では、前回圧勝したこと自体が足かせになってくれます。なので、次の選挙にも受かるためには在職中に頑張って、前回自分を支持しなかった有権者の賛同を獲得しなければなりません。
というのは、単なる思いつきなので、もっとよく考えたら抜け道があるかもしれませんが。


ところで、最近また

コロナがはやり出した

というアホな記事を見かけます。
どうも確実となった「トランプ返り咲き」と連動しているような印象です。
「ワクチンの闇」を暴かれては困る連中の悪あがき?

そうした記事にぶら下がるコメント(工作員?)が、

自分もコロナにかかってひどい目に遭った

マスクと行動制限を再び

というものばかりで、あきれて物が言えません。
じゃあ、この1年、コロナが沈静化していたのはなぜ?
マスクも行動制限もなかったのに?
いわゆる「感染対策」と「感染拡大」に、何の相関もないことがハッキリ証明されているではないですか。

そもそも、いまだにコロナにかかるのは、コロナを恐れてワクチンを打ちまくった連中ばかり、という現実から目を背けてはいけません。
いいかげん、自分たちの失敗を認めなさい!!

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