稀代の愚か者
本業のほうが忙しく、すっかり更新をサボっています。ごめんなさい。
さて、作用があれば必ず反作用も存在します。
これ、物理学の基本です。
しかも、作用が強いほど反作用も強くなります。
社会の変化も同様。
急激な変化には、必ず強い反動が生じます。
ジェンダーレスの圧力が高まれば高まるほど、ことさら「男性性」「女性性」をアピールする勢力が現れます。
最近、海外のセレブ女性が、ほぼ裸同然のセクシーな姿をインスタにアップすることが多いようですが、これも「副作用」の一種。
こうした傾向は、はるか昔から人間に備わっていて、ちゃんと呼び方もあります。
「天邪鬼(あまのじゃく)」
私は、決して事の善し悪しや個人的な好悪を述べているわけではありません。単なる事実として、「そういうものである」ということです。
現在、世界中でグローバリズムの猛嵐が吹き荒れていますが、当然ながら、この次は強烈な「反グローバリズム」「ナチュラリズム」が台頭してきます。間違いありません。
テーゼがあればアンチテーゼあり。
こうして世の中のバランスが保たれるようになっているのです。
なので、賢い人間は、「急進」ではなく「漸進」を目指すもの。「改革」を自分の世代だけでは完遂できないことを正しく理解し、種をまいて、遺志を継いでくれる後進を育てていく。
それが「本当の賢さ」です。
「パンデミック詐欺」を企図した連中は、この「賢さ」が完全に欠落しています。
作用・反作用の原理を知らず、何が何でも自分が生きている間に「理想の社会(自分にとっての)」を創ろうと焦っています。
その背景には、「自分こそ神」「自分以外に成し遂げられる人間はいない」という天井知らずの思い上がりがあります。
でも、「代わりのいない人間はいない」のも真実。
連中がいなくなっても、世界は何も変わりません。
使いきれないほどの資産を抱えたところで、極東の小国でつまらない勲章をもらったところで、「稀代の愚か者」である事実は変わらないのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?