無知ぶりに呆れる
短い記事なのに「誤情報満載」という……
詳細は知りませんが、百人単位の「感染者」、その大半が「症状がない」ことから、またしてもPCRによる「集団スクリーニング検査」が行われたものと思われます(違っていたらごめんなさい)。
恐らく、発熱した生徒が1人、病院で抗原検査を受け、インフルエンザが発覚。慌てて全生徒にPCRを行ったのではないか、と推測します。
そうであった場合、PCR検査は(基本的には)「感染の有無」を判定できないため、新コロと同じく「つくられた(架空の)感染者」となります。
きちんと発熱などの症状がある生徒に限定すれば、せいぜい数人の「感染者」にとどまり、「この時期にインフルにかかるなんて運が悪いね」で終わっていたはずです。
もちろん学級閉鎖も学校閉鎖もなし。
記事の医師は、あーでもないこーでもないと、科学的にまったく無価値な「妄想」をしたり顔で解説していますが、はい、ことごとく間違っています。
しごく単純な話で、これまでの季節性インフルエンザでもまったく同様のことが起こっていたのに、今回は不必要な検査により「顕在化」しただけのこと。
この医師は知らないようですが、「春~夏にインフルの感染者が減少する」という確かな証拠はありません。単に「調べなかっただけ」「調べる手段がなかっただけ」の話です。
インフルエンザウィルスは年間を通じて存在し、多くの人が日常的に吸い込んでいるけれど、温度・湿度で活性が鈍るのか、温暖・湿潤な時期は人間側の抵抗力が強くなるのか、発症する人がほとんどいない。なので、あたかも「ウィルスが減少している」ように見えていただけかもしれないのです。
で、最新の知見で「マスクの効用」は完全に否定されたのに、相も変わらず十年一日のごとく、「マスク&ワクチン」の一点張り。
マジで少しは学習したらどうですかね。
「(少なくとも)インフルにマスクは意味なし」(研究多数あり)
「インフルワクチンは効かない」
ことは「医学の常識」といってもいいのに、どうして懲りずにウソをつき続けられるのか、不思議でなりません。
どうせコロナとインフルの違いも、まともに知らないのでしょうね。
昔のCM風に言えば、「違いの判らない男」のようです。
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