ワクチンとアスベスト
上の記事を書かれた薬剤師の方は、以下のような例が古今東西、嫌というほどあふれていることをご存じないようです。
当然ですが、
「否定する科学的根拠がない」=「安全」
ではありません。
よく言われるように、「予防薬」は健康な人に用いるのですから、「絶対に近い安全性」が求められます。
そのハードルは、当該薬剤師の方が甘く考えているより、何百倍も高い。慎重の上にも慎重が必要で、わずかでも健康被害が生じる可能性があるなら、何年かかろうと、さらに治験を繰り返さなければいけない。
それこそが「科学」です。
後で問題が発覚したとき、自分の浅慮が大勢の命を危険にさらしたことを、どう責任を取るのでしょうか?