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おまえのオールをまかせるな!

問題です。
「おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをまかせるな」(宙船,TOKIO)
◯か✖️か?

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答えは、✖️。
(誰に対してもおまえのオールをまかせてはいけないから)
こういう教習所の引っ掛け問題ありますよね。
嫌いでした。

ということで、

どんな時でも自分のオールを他人に任せてはいけないという話。

自分のオールをまかせるなっていうのは、自分の人生のあらゆる場面において、全て自分で決めるってこと。

自分で決めるってことが何よりも大事だと思う。

実際、自分は高校生まで自分で何を決めることなく生きてきた。
決められた道をただ淡々と進んでいた。
それ以外のやり方が分からなかった。

部活も大学の志望校も学部も自分で選んだ。
だがそれは用意された選択肢から「選んだ」だけであって、自分で「決めた」わけではなかった。

この差は大きい。

選ぶことは誰にでもできる。選ばないといけないという状況で選択肢を与えられたらあとはただ選ぶだけ。
決めることは難しい。何も選択肢を与えられてない無の状態から、自分で考えて決断しないといけない。

ぶっちゃけ自分で決めない方がずっと楽だった。
みんなが良いという方向に進んだり、親が勧めてくる方に従ってみたり、ネットのおすすめの通りに選んでみる。
こうしてれば、多くの人はみんな自分の選択を肯定してくれるし、応援してくれる。
うまくいかなくても自分以外の何かのせいにして自分を保っていることもできる。

自分で決めなかったら責任を負わずに済む。

でも、
自分の人生だから自分で決めないといけない。
みんなが正しいと言ってることが自分にとっても本当に正しいことなんて少ないし、ネットに書いてあるインプレッション稼ぎの記事はあなたのことを何も知らない。
あなたのことを一番知ってるあなたがあなたのことは全て決めるべきで、
おまえのことを一番知ってるおまえが常にオールを漕いで前に進まないといけない。

就活の時も強くそれを思った。
日本人の働く人の幸福度指数が5%などと言われているのに、大勢と同じ指標にただ従って就活をすることに意味はあるのだろうか。95%に向かっていくみんなと同じやり方で進めていくことが王道かつ正解みたいな顔をしているのが分からない。
自分のことを一番知ってる自分が自分で決めるのが一番正しい。

余談だが、よく自分の意見や意思がないと周りから言われたり、自認してる人がいると思う。人と意見がぶつかりそうになってもすぐ譲ってしまうタイプの人。もちろんそれが悪いわけでない。
そういう自分の意思や意見がない人は、あまり自分の人生を自分で決めてないんだと思う。
自分で決めて自分の人生を形作ってなくて、流れのままに選択だけして人生を進んでるから、いざという時自分の意思や意見が浮かばない。

偉そうに言ってるが、自分がずっとそうだった。







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