ギリシャでも罰金!?
旅行に行くたびに何かが起こるトラブルメーカーの有朋の首領(ゆうほうのどん)です。
今回はギリシャでのお話です。
ギリシャ”でも”罰金てことは他の国でも罰金を払ってるのか?と思われた方は↓を読んでください。
約20年前
ニュージーランドでのワーキングホリデーを終えた私は、日本に戻らずイギリス→ポルトガル→スペイン→ギリシャと旅をしていました。
アテネやその周辺を5日ほど観光し、その日は次の目的地のブルガリアへ寝台列車で向かう予定でした。
チケットはすでに購入済みで、列車の発車時刻まで時間があったのですが、パルテノン神殿、ゼウス神殿、リカヴィトスの丘等のメジャーどころは観光し終わっていたので今日は何もすることがありません。
8月のギリシャはとても暑く、街をぶらつくのはキツイので私はクーラーのきいた地下鉄に乗って本を読むことにしました。
当時は今ほど路線が延びていなかったので、終点まで行ったら折り返して元の駅に戻るを繰り返していました。
すると何回か往復を繰り返していると駅員?のお姉さんが検札にやってきました。
ギリシャの地下鉄では購入したチケットを、構内の打刻機で時間を刻印してから乗ります。
降りるときはチケットを回収しないし、改札のレバーみたいなものはないので、簡単に無賃乗車できちゃうんじゃなのか??
もちろん私は毎回チケットを購入していましたよ!
まぁこんなガバガバなシステムだったら検札は必要だよなと思いながら、検札にきたお姉さんにチケットを渡すと、これはダメだと怒られます。
昨日も何度か地下鉄に乗り何枚かチケットを買っていたので、間違えてそっち(記念にとっておいた)を渡してしまったのかと財布の中身をあさりますが、、、
お姉さん「このチケットは90分以上たっているので無効です!」
なんとギリシャの地下鉄のチケットは時間制だったのです!
90分券、24時間券、5日券とかがあるようですが、よくわかっていな私は地下鉄に乗るたびに毎回90分券を買っていたのです。
アテネ初日に地下鉄に乗った際に、駅員さんに●●まで行くにはどのチケットを買えば良いか聞いたらコレだと言われたのが90分券だったのです。
90分券が一番安いチケット(1.2ユーロ)だったのですが、私は最初に行ったところより手前の駅であれば、このチケットで行けると勘違いしていたのです。
昨日は1日に何回も90分チケットを買っていたのですが、どうやら無駄に買っていたってことでした。
私が無知&英語が下手だったためにこの悲劇は起きたのですが、もちろん悪気はありません。
しかしお姉さんにそんな甘えは通用しません!
お姉さんから反則キップ(のようなもの)を渡されます。
その日は日曜だったのですが、平日に郵便局へ行って罰金60ユーロを支払うように言われます。
今夜ブルガリアに行っちゃうんだよな。。。
私は結局、罰金を支払わずにギリシャを後にしました。
もしかして
ギリシャ出禁にされてたりして。。。