『インヘリタンス-継承-』観劇感想文
圧巻のスタンディングオベーションだった。
観に行って良かった。脚本も、翻訳も、演出も好きだった。友人で観に行くのを迷っている人がいれば、わたしは迷わず背中を押すだろう。「とにかく観てきて。話はそれからだ」と。
何の因果か、低容量ピルで4ヶ月に一度ほどに減らしている月のものが重なり、股から流れる血に女であることを突きつけられながら、少し重だるく時たま下腹部が絞られるように痛む身体を東京芸術劇場の席に落ち着け、NYのゲイ・コミュニティを舞台にしたを演劇を観る。
性別も国も文化