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酔っている時の長いつぶやき

今日も酔っています。


私は誰かの特別になりたかった。

ただ一人の誰かの。
そしてたくさんの誰かの。

だから努力した。たくさん。


着たくない服を着て、借金をして顔を変えて。 そして本もたくさん読んだ。

でも、最初から、特別に愛されて育ってきた人には全く敵わなかった。


最初から特別で愛されて育ってきた人の、
「私は、受け入れられて然るべき人間だ、世界は当然に私を肯定するんだ」
という姿は私を怯えさせた。


羨ましかった。疎ましかった。憎かった。
とにかく不快だった。


親に愛されたかった。
無条件で肯定されたかった。
阿呆でも不細工でも素直じゃなくても。



でも私はそのことをしってるから、

なにがなんでも、
この世に自ら望んで産み落とした、息子と娘は、阿呆でも不細工でも素直じゃなくても、
全力で、生きてるその全てを肯定して、愛して、生まれてくれてありがとうって伝えたい。


言葉で伝えるのは簡単すぎるから、
行動で…………
時に言葉で。


息子と娘の生は私を全肯定してくれた。

彼と彼女は、あなたが居なければ生きてはいけないと、毎日、泣いて訴えてくれた。

だから、私は生きてこれました。

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