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ガチメンヘラコミュ障がホステスになったお話。 実話を元に構成しています。 惨めで情けな…

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ガチメンヘラコミュ障がホステスになったお話。 実話を元に構成しています。 惨めで情けない私の半生をここで成仏させて下さい。 阿呆なので文章が拙く、読みづらいですが、加筆修正しながらコツコツ書いていきます。 フルタイムで働きながら子育て中なので、すきま時間に少しずつ投稿☆

最近の記事

大きな変化

日記みたいなものです。 ファスティングにハマって、終末断食+お酒をやめました。 あ、ごめんなさい、辞めてないです。 週一くらいで飲む時もあります。 前はキッチンドリンカーだったので、夕飯を作りながら毎日飲んでいました。 二週目にして体重が三キロ落ちました。 体めっちゃ軽いです。 ついでに、身体を一掃したくて抗うつ薬も四分の一に減らしました。 そしたら、夕方くらいになるととにかく人と話したくなくなります。 以前なら気にしなかった他人の言動でけっこうメンタルが削られ

    • 初枝さんという女性

      会社に初枝さんという60歳を過ぎた女性がいます。 初枝さんは悪口や噂話はしません。 皆が仕事の手を停めおしゃべりに興じていても、一人で黙々と掃除をします。 初枝さんは色白で端正な顔立ちのいわゆる美人です。 なのですが、薄化粧にショートヘアなので、一見、見過ごしてしまう美人です。 華美ではないんですね。 でも確かに美人です。 そして、初枝さんは酷暑でも、大雨でも、自転車で通勤してきます。 大雨の日はColumbiaの長靴と雨具を着用します。 初枝さんはお尻が大きい

      • メンヘラコミュ症、箱型クラブから派遣コンパニオンへ

        自己紹介文を書き直しました。 そして、ふと昔のことを思い出しました。 私はとにかく人が信用できなくて、人が嫌いだった。 彼氏や友だちのこともいまいち信用できていなく、本当に私のことが好きなのか、試すようなことばかりしていた。 子どもが親の愛情を確認するように。 それでも離れていかなかった、彼氏や友だちに心から感謝している。 私のような拙い人間を受け入れるだけの器を持っていたことに、尊敬もしている。 箱型のお店でホステスをしていた私だが、最初に働いたお店を辞めてからニ

        • セックス依存症(エロを含みます)

          私はセックス依存症です。 「うちの嫁さー、貧乳なのに肩回りの肉付きばっかよくなってきて、プロレスラーかよって」 「なんだけど、めちゃめちゃエロいから週一では抱いてるよ。向こうから、今日したいってわざわざLINEしてくるしな。わざわざLINEとかウケるよな」 妻はセックス依存症であった。 好意の有無に関わらず、複数の男と寝ていた。 「もっと私の奥を突いて、そう、もっともっと激しく」 「頭をもっと喉の奥に押し付けて、そうすると興奮するの」 「すごい、こんなに気持ちい

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊いまのワタシその2

          最近、村上春樹の「職業としての小説家」という本を読んでいます。 小説家という職業とは?、村上氏がどういう風に小説を書くかなどのエッセイです。 私は村上作品は、ゴリゴリの長編が好きです。 長ければ長いほどスキです。 村上春樹の文章を元に作られた、自分の脳内イメージの世界に浸っていられるから。 現実逃避ですね。 せわしない日々で、思考も、享受する感覚も全てが乱雑になってしまっている。 でも、小説の文章から誘われた世界では、時間や感覚を丁寧に咀嚼して、じわじわ自分の体内に

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊いまのワタシその2

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊いまのワタシ1

          一度目の結婚の時、妊娠を機に水商売を上がった。 その当時の旦那はソープのフロントを仕事にしていた。 子どもが生まれるというのに、さすがに風俗業界にいるというのも如何なものかということで、昼職に転職することにした。 ソープのフロントをする前は建設業界にいて、現場監督をしていた。昔の仕事関係者の伝で基礎工事の会社に就職した。 給料はとても安かった。 私は独身時代買い物依存症で浪費家だった。 自らの収入がなくなり、心もとない旦那のお給料で生活していかなければならないが、妊娠して

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊いまのワタシ1

          酔っている時の長いつぶやき

          今日も酔っています。 私は誰かの特別になりたかった。 ただ一人の誰かの。 そしてたくさんの誰かの。 だから努力した。たくさん。 着たくない服を着て、借金をして顔を変えて。 そして本もたくさん読んだ。 でも、最初から、特別に愛されて育ってきた人には全く敵わなかった。 最初から特別で愛されて育ってきた人の、 「私は、受け入れられて然るべき人間だ、世界は当然に私を肯定するんだ」 という姿は私を怯えさせた。 羨ましかった。疎ましかった。憎かった。 とにかく不快だった。

          酔っている時の長いつぶやき

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊私の恋愛観、というかほとんど元夫の話❊

          私の恋愛観、ズバリ言うと、執着と束縛です。生まれてこの方、永遠にそんな不毛な恋愛を繰り返してきた。  学生時代こそ同世代の男子とルックス重視で交際をしていたが、二十歳を超えてからは水商売なこともあり、父親ほど歳の離れた人とばかりと付き合っていた。 そこには、いつも父親に肯定されたかった、受け入れられたかった、愛されたかったという気持ちが潜んでいたのではないかと思う。 完全に保護される関係でありたかった。  一人目の夫は15歳上だった。私と出会った当時は風俗のフロントを

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊私の恋愛観、というかほとんど元夫の話❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初めてお金で体を差し出した日❊

          私は貪欲にお金が欲しかった。 お金で心の安心を得たくて、とにかくお金が欲しかった。 特に欲しいものがあるわけでもなく行きたいところもなかった。 でも私には何もなかったから、とにかくお金が欲しい、お金があれば…… きっと沢山のお金を稼いだら、その先に幸せで素敵な未来があると信じていた。 お客さんで久保さんという解体屋の社長がいた。 彼には奥さんと子どもがいたが、好奇心の強い少年がそのまま大人になったようなひとだった。 家が貧しくて食卓におかずが並ぶことがあまりなかった

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初めてお金で体を差し出した日❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初めてのお客さん❊

          3ヶ月経った頃、4流ホステスの私にも初めてのお客さんがついた。 寺尾聡似、身長157センチ、土木作業員の安倍さん。年齢は当時の私より20ほど上だったので40過ぎ。 安倍さんは3回目に店に来た時に店外デートを持ち掛けてきた。 初めて自分にできたお客さんだし、断り方もよく分からず、休日に食事をすることになった。 デート当日、黒いナイキのTシャツに黒のスラックス、黒革の(たぶん合皮)セカンドバッグを小脇に抱え、サングラスをして安倍さんは颯爽と登場した。まるでダフ屋のような風

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初めてのお客さん❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊慣れない出勤❊

          フォロワーも増えないし、いいねも付かないし書く気力を失っていましたが、不貞腐れてつぶやいた言葉に反応してくれた人がいたので、嬉しくなり、少し書く気力を取り戻せたので少しだけ続きを書きたいと思います。 いいね、してくれた3人の方ありがとう♥ 小雨がぱらつく肌寒い初春、自転車で傘をさして店へ向かった。 猥雑でゴミの散らばった通称おっぱい通り(おっぱいパブがたくさんある通り)を抜けると私の働いている店がある。 キャッチが廃止されていなかった当時「おっぱいおっぱい、おっぱいいか

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊慣れない出勤❊

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          誰が読んでんねんと思うとなかなかモチベーションが上がらず、気分転換に久しぶりに東京へ行ってきました

          誰が読んでんねんと思うとなかなかモチベーションが上がらず、気分転換に久しぶりに東京へ行ってきました

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          メンヘラコミュ症ホステスになる❊お店の形態と給料について❊

          私が働いていたお店の形態は、セット料金五千円、フリーボトル、1時間後から延長料金1時間につき三千円がかかるという、独特なシステムの店だった。 指名も同伴もドリンクバックもなかった。 その代わり、1日1品以上はフードを頼めとママから言いつけられていた。 もちろんフードのバックもなし。 たまーに、シャンパンを卸してくれるお客さんもいたが、そちらの方のバックもなく、かと言って一生懸命シャンパンをねだれというでもなかった。 初めてのお店だったのでこんなもんなのかなーと思ってい

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊お店の形態と給料について❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初出勤❊

          専門学校に通いながらホステスをしている同級がいた。 その子のつてで、ホステスデビューをするお店を紹介してもらった。 その店は繁華街にビルを所有する大ママが、経営するクラブだった。 クラブの他に、パブ、スナック、ボーイズバーも経営するやり手だった。 大ママは、「この店は水商売の登竜門って言われてる店で素人感を売りにしてるから、安心して働いて」と言ってくれた。 でもそんなに甘くはなかった。 私以外のレギュラーキャストはどっぷり夜に染まったお姉さん方だった。 中卒で夜の蝶に

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊初出勤❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊整形手術その2❊

          整形手術から2ヶ月過ぎた頃、腫れもだいぶ治まりようやくマスク無しで外出できるようになった。 腫れが治まったらとびきりの美人になってるはずだったのだが…… うーん……… 顔面課金80万くらいではそこまでの偏差値アップは望めなかった。 でも、これ以上ローン組むわけにもいかないし、痛すぎてもう手術もしたくないし、この顔で夜の世界に挑むしかないか…… 心許なさを拭えぬまま初出勤の日を憂鬱な気持ちで待った。

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊整形手術その2❊

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊整形手術その1❊

          私の顔面偏差値は、自己評価ではあるが、中の中〜中の下。 中学時代から彼氏はいたし、それなりに告白もされたことはある。 なので、下ではないはず。 しかし、水商売をするにあたって、少し心許ない水準であることは否めない。 そうだ、整形しよう。 ネットの普及していない時代、地元の情報誌の一番後ろの頁にまとめて掲載されてる美容整形の広告をよくよく吟味した。 怖かったのでとりあえずアットホームな雰囲気の小さめの医院で目の二重整形をすることにした。メスを入れるのは抵抗があったので埋

          メンヘラコミュ症ホステスになる❊整形手術その1❊