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海王星と五感が見せるもの

こんにちは。

7月は、とても忙しい月でした。

4つの仕事と、妹の通院のケアや、好きな音楽のことなど、同時進行でいろんなことが重なっていきましたが、ちょうどトランジットの天王星と火星が牡牛座で合のあたりからだったと思います。

今年は5月、木星が牡牛座から双子座に移動しましたが、私はネイタルMCに双子座があるせいか、社会での活動が去年と比べるとずっと忙しくなったと感じたりします。

それは確かに感じるのですが、7月の重なりは一瞬偶然にも思えたりしますが、私があえて選んだ試練だったのかも知れないと、7月を抜けて振り返り思います。

仕事に関しては、トランジットの牡牛座の火星と天王星の影響もあったかもしれません。

牡牛座サインというものは、一瞬穏やかで受動的なサインにも見えますが、自分の心から望むものには忠実に貪欲で、マイペースで地味な行動を積極的にやっていくサインでもあるかもしれません。

牡牛座は蓄えることに重点を置きがちで、時に手放した方が上手くいくという場合も多々あるということもわかってはいるのですが、そのことを忘れがちで、楽しいと感じたり、自分の好きなことのスキルに繋がる様なことは、進んで掴みに行く傾向にあるかもしれないなっと太陽牡牛座の私は思ったりなんかします。

そして掴んだものは確実に自分の血肉としたいサインでもあります。

火星、天王星の影響か、今回の私は「自分に対しての自信」ということに特にこだわって「どれも完璧にこなしてやる」と意気込んでいました。

完璧主義は、私のネイタル乙女座のアセンダントの影響もあると思います。

4つの仕事を同時進行で進めることはさすがに今までにはやったことがないので、どうなることやらと思っていましたが、トランジットの木星がちょうど、私のネイタルMCの双子座13度とピッタリ重なっていたこともあり、次にトランジット木星と近くにいた火星の勢いも後押ししてくれたせいか、いくつかの仕事では、達成感と満足感もありました。

とにかく、私は自力で、生きていけるという自信が欲しかったのだと思います。

自信ができれば、心にゆとりができます。

心にゆとりができれば、自己肯定感ができて、それは他者に対しても、同じ様な気持ちになり肯定感が持てるからですね。

欲を言えば、自分が少しでも変わって、周囲をもちょっとずつ変えていきたいという想いもありました。

しかも実際問題、娘の将来の結婚や出産、自宅のメンテ・維持費など考えるとお金は必要なわけで働ける時に働いとかないと、働けなくなった時どうなんの?みたいな考えなんかも正直あったりなんかします。

そんな自分のみょうな信念みたいなものに、鬼の様にこだわってしまった7月だったのですが、やはり完璧には行きませんでしたね。

上手くやろうとしてもできなかったこともあったし、休みがなかったので、8月に入って体が疲れてしまったということと、心の病気の妹と、妹のケアに追われる実家の両親に対しては、3週間くらい会いには行けませんでした。

昨日、久々に実家へ行ったら、つい3週間前に見た妹の姿はなく、両親の姿も、明らかに変わっていました。

妹は、以前から幻聴や幻覚に悩まされ続けましたが、今は、体の自由が効かない、眠れないに加えて、さらに食べることが難しいという症状が表れてきました。

両親は、今までにも増して妹に対しての介護で一気に老け込んで、父の顔の表情には、晩年の祖母の輪郭がはっきりと映っていました。

妹は、そんな両親に対しての負い目みたいなものは感じられず、長年の共依存をどことなく双方認識しているのかもしれません。

妹は明らかに、幻覚に怯えている感じを受けますが、実際私たちには見えないものが、はっきり見えているのだと思います。

人は目に見えないものは「ありえない」と思ってしまうこともあるとは思いますが、目に見えなくとも存在するものはあると思います。

通常は、土星までのもの、はっきりと形あるものはどの人にも見えていて、それが地球という私たちの生活の土台の上で、あらゆる生物に共通する、それぞれの種の法則に基づいて、視覚として機能しているのだと思います。

じゃあ、人間の目に普通映らないものが映ることが異常なのか。

というと、そうではないと思います。

人の心の中にも宇宙があるのだとすると、感情や情緒、恐れ、イメージといったものは、目には見えないけれども、誰もがある程度共通した認識として内側にあると思います。

私たちは土星までのものを通常というかも知れませんが、精神のバランスを崩したり、精神疾患を患ったりすると、感情や情緒などのエネルギーは同じ人から発散されているものだとしても、同時に全く違うものが飛び出したり、周囲に感じられたりするものなのかもしれませんし、収まる場所をハズレて漂っているものなのかもしれません。

そして当人には様々のそれのあり様が見えてしまうということはあるかもしれないと思ったりします。

人は肉体があるから、怒りとか高揚、恐れ、悲しみ、優しさなど様々な感情が湧くと思いますが、肉体を離れたら、その実態というものは正からくるものなのか、負からくるものなのかも分かりません。

私は実際にそれを見たことはないのでわかりませんが、海王星の領域まで来ると、普通とか異常とか、正とか負とか区別がない世界なのかもしれないと思ったりはします。

でもそうなってくると確実に命は地上からどんどん浮いていってしまうのかなと考えたりもします。

ただ、「通常」なものが見えていると思っている私たちでも、時に「異常」なものを見たりはします。

私は夫がなくなる直前と、亡くなった年の1年くらいまでは見たし、感じました。

この感覚というか、現象はどこからくるのだろうかと考えたことがありますが、一番近いのは肉体から来る五感からかも知れないと思ったりします。

私たちは、自分の身にこれから起こること、実際起こっていることを目には見えなくても、(顕在意識では気がつかなくても)肉体を通して鋭敏に感じているものなのかもしれません。

きっと頭では追いつかなかったとしても、肉体は理屈でないところまでも感じることはあると思います。 

そういう感覚は、大昔から人は持っているのだと思います。

それは第六感と呼ばれているものにも当たるのかもしれませんが、五感を含めてこれは、見たり、聞いたり感じたりしたことがある人は実際にいると思います。

通常の理屈で考えてみて、想像できない様なことでも、私たちは潜在意識で察するということはあると思います。

それが、あらかじめ夢で見るということだったり、幻を見るということになったりするのかもしれません。

私の今年のソーラー・リターン図を振り返ってみたら、アセンダントは蟹座で、MCが魚座の土星、この魚座の土星は妹を表しているんじゃないかと感じます。

ちょうど、トランジットの海王星が、私のネイタルチャートの魚座のキロン29度と合になったあたりから、妹の心と体の健康と家族の問題が私自身にダイレクトに投げかけられた様に思いますが、そのソーラー・リターン図では、冥王星が、太陽、金星、火星、木星、天王星、海王星と多くの天体とのアスペクトがあり、やはり私自身と家族のことに大きく影響している気がします。









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